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コインランドリーで待ち合わせ舞台化

わたしがはじめて作った同人誌、アリオトvol.1に掲載した「コインランドリーで待ち合わせ」という小説を山口市の社会人劇団、劇団シバイヌが舞台化することが決まりました!

こんにちは! 村谷由香里です!
noteをご覧いただきありがとうございます。

コインランドリーはnoteにも掲載している短編小説です。

世界の終わりにはコインランドリーがあって、死んだ人はみんな最後にそこにたどり着く。生きてきた記憶をすべて洗い流すために。

という世界観の物語です。この小説を書いたのは2013年で、書き上がった当初から劇団シバイヌの代表であり、わたしの大学時代のゼミの友人であるめぐみちゃんに「芝居にして〜〜〜!」と言っていました。念願叶って大変嬉しいです。
詳細はこんな感じ。

原作者コメントにも書いたんですが、わたしの小説を舞台の原作に選んでいただくのは2016年以来2回目です。
最初は「ブランケット」という作品でした。この作品についてはエッセイで何度も触れていますが、わたしの大学時代の友人たちをモデルにした物語です。

めぐみちゃんが作ったブランケットの舞台は、わたしが書いたものと90%くらい別物で、でもそれがとても良かったんですよね。同じ物語の原型の中で生きて、同じ場所の記憶を共有する彼女だからこそ作れた舞台でした。
舞台化されたブランケットは、東日本大震災をテーマにした物語でした。あの小説が生まれたのは2011年で、あの3月を経て生まれた物語だったから。

生きていれば人間は変わっていきます。
物語だってそれと一緒で、人が手を加えるうちは生きて変わっていく。何を残し、何を捨てるのか、どの言葉を選ぶのか、選択が行われていく。
わたしはコインランドリーがどんなふうになっていくのかがとても楽しみです。悪いようにはならないでしょう。わたしは宮﨑萌美の舞台を、学生のころから今までずっと、希望の光だと思っているので。

山口周辺に住んでいらっしゃるみなさまは是非よろしくお願い致します。お芝居のあとで原作者と脚本家のアフタートークがあるので、そちらに出演させていただきます。

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