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“ママが私らしく、子どもが自分らしく”を応援するミラクルウィッシュ代表 益田紗希子さん

ご自身の子育ての経験からママを元気にするママサークルを立ち上げ、兵庫県三田市から大阪まで幅広く活躍されているミラクルウイッシュ代表の益田紗希子さんにお話をお伺いしました。

≪益田紗希子さんのプロフィール≫
時間マネージメントコーチ
ISD個性心理学インストラクター
2014年、三田市でママサークル「ミラクルウィッシュ」を立ち上げ、現在近畿圏を中心に展開中。

記者 ママを元気にするサークル「ミラクルウイッシュ」を立ち上げるきっかけを教えてください。
益田 夫の転勤で実家から三田へ知らない土地に引っ越して、本当に孤独だったんです。友達もいなかったし、子育てもどうしたらいいかわからないし、赤ちゃんをどこの病院に連れていったらいいのかもわからない。わからないことだらけで、どんどん家から出れなくなって…。話す相手はTVだけで、あまりにも誰かとしゃべりたくなった時は、スーパーのおばちゃんを掴まえて話してました(笑)。

三田市には乳幼児でも遊びに行ける施設が結構あるんですが、0歳児が行ったら何か病気もらっちゃうんじゃないかとか、よからぬ想像をしてしまってなかなか行けなかったんですが、勇気を出して行ってみたら、保育士さんに子育ての相談ができたり、ママ友ができたり…。「あっ、こういう場所を探してたんだ」って気が付いたのが立ち上げのきっかけです。

記者 メンバーはどうやって集めたんですか?
益田 当時、12人くらいのママ達と話をする場に参加して、そこで仲良くなった人たちとつくりました。ミラクルウイッシュの初期メンバーの誕生のきっかけです。私たちがあったらいいなと思うことを仲間がいることでたくさん実現できましたね。

記者 活動を通してどんな課題を解決したいと思っていますか?
益田 ママが子育てのしんどい時期の気持ちとかを言える時代になったらいいなと思うんです。しんどいよね、誰かに任そうねとかいろんな方法で“子育て”がもっと楽にできて、楽しくなったらいいなと思って活動しています。昔は、すべての子育てをママがしないといけない時代だったと思うんですが、地域全体で子育てできたらいいなと思っています。

記者 どんな夢を描いてますか?
益田 実は、夢は“世界平和”って言ってるんです(笑)。みんながニコニコして、やりたいことがあって、それに向かって走っている状態。それが平和なんだと思うんです。そのために自分が今できることをミラクルウイッシュで活動しています。

記者 ミラクルウイッシュの活動のこれからのビジョンを教えてください。
益田 以前は、自分たちがあったらいいなと思うことをやっていましたが、今は地域のママさんたちがやってみたいことを応援するという形式に変わったんですね。やってみたいことを実現することで、元気がないママさんをもっと元気にして、元気が届くような活動をしています。ママさん達が、幸せになって楽しんでいてもらいたいというのが一番美しい未来ですね。

記者 そのために大事にしていることはありますか?
益田 “直観”を大事にしています。あとは“ご縁”と“スピード感”ですね。
子育てに関しては、かなり前もって準備していますね。保育園情報、クリスマスのプレゼント、七五三のカメラマンの予約とか。家族との時間や思い出づくりを大切にしています。

記者 具体的にどんな問題解決を通して、ママのやりたいことをサポートしていますか?
益田 今でさえ、やっと“育メン”とか言われていますが、以前は、家事は絶対女がやらないといけないという形だったと思うんですね。今はそうじゃなくて夫婦がもっとお互いに寄り添いながら、理解し合っていくのが必要だと思っています。たとえば、私の夫婦は家事を分業しているんです。家族になるときに、それぞれの家庭の形を模索していく必要があると思いますね。夫婦が寄り添っていないから、お互い孤独になるんだと思います。

これから出産する人の中にも、子育てが不安な人もたくさんいると思うんです。自分が全部背負わなくてもいいコミュニティみたいな場をつくりたいです。

記者 ミラクルウィッシュの活動で、一番大変なことって何ですか?
益田 人の“育成”ですね。ミラクルウイッシュの育成コースは1年更新で主体性や成長意欲をつぶさないようにしています。育成コースができてまだ2年目ですが、一人でやるのではなく、仲間と一緒に実現させていく場がミラクルウイッシュにあると思っています。

ミラクルウイッシュの活動に対する理解の差を埋めるために、直接会って話すこともあるけど、スカイプやZoomなどのオンラインツールを使って夜21時から話したり、一方的にならないようなコミュニケーションの方法を工夫しています。また、みんなの主体性や努力を育てるために、リーダーの役割を同じ人がならないように、メンバーとの兼ね合いや相性とか色々考えたりとか。今、リーダー候補の人と毎日2時間くらい話していますが、こういうプロセスがないとプロジェクトは成功しないと思っています。

記者 どんな心の在り方や認識の変化が今の活動につながっていますか?
益田 私が初めて勤務した歯科医院の院長のお話なんですが、患者が望むことなら100%何をやってもいいという先生の考え方にとても衝撃を受けたんです。その考え方が私の根底にあって、相手が望むことであれば100%OK。相手のニーズに応えたいと思うようになったきっかけです。

記者 どんな美しい時代をつくっていきたいと思いますか?
益田 世界平和ですね。ママからみんな生まれてるから、ママの幸せは子孫たちの幸せにつながると思うので、美しい世界、未来につながると思います。
記者 素晴らしいですね。お母さんの笑顔が輝いて、楽しく過ごしている姿は子どもにとっても、パートナーの方にとっても一番うれしいことですね!家族一番小さい共同体の家族の笑顔は、地域、社会、そして世界に広がっていくと思います。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。

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益田さんの活動の詳細はコチラ

☆ミラクルウイッシュ ホームページ☆ http://mwish2014.link/
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[編集後記]
今回、記者の担当させていただいた泊です。益田さんのエネルギッシュでパワフルな人間力にとても惹かれました。ママパワーの可能性を感じました。母の愛は本当に世界平和につながっていくと思います。楽しみながらインタビューに答えてくださり、こちらもワクワクしました。今後の活躍を楽しみにしています。


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この記事は、リライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36