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2021年3月に観た映画

過去に観ていて、再鑑賞したものも含む。

『作品名』(監督名/公開年)

★=イチオシ

『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(スティーヴン・スピルバーグ/1981)★

『ビバリウム』(ロルカン・フィネガン/2019)

『ラーヤと龍の王国』(ドン・ホール,カルロス・ロペス・エストラーダ/2021)

『プロフェシー』(マーク・ペリントン/2002)

『スナッチ』(ガイ・リッチー/2000)★

『ロード・オブ・カオス』(ヨナス・アカーランド/2019)★


『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』は4DX上映を観に行った。人生初4DXだったが,思ったより抵抗感はなかった。ただ,冒頭の密林の匂い,そんな良い匂いはしねえだろとは思った。話は面白いよ,当たり前だけど。

『ラーヤと龍の王国』はここ数年,過去作のリメイクや続編を連発してきたディズニーの新作。やはり映像表現技術には目を見張るものがあるが,水やら毛やらの表現が洗練されるにつれて,殴り合いをしても傷ひとつつかないことが引っかかるようになる。こういうところに欺瞞を感じなくはない。

『スナッチ』は『プロフェシー』があまりに虚無だったため,傷を癒すために再鑑賞した。面白い!OPがかっけえ!これに尽きるね。

『ロード・オブ・カオス』はブラックメタルの祖とされるバンド,メイヘムのメンバーを中心に起きた事件を(真実と虚構を基に)再構成した作品。監督ヨナス・アカーランド自身もバンドマンであり,ともすればエゴが過剰に表出しそうなものだが,そこはさすがにほどよい距離を感じさせながら話を運んでいる。中心人物であるユーロニモスにしろヴァーグにしろ,正気なようでもあり狂人のようでもある。「本物」のようでもあり,「ポーザー」のようでもある。『ボヘミアン・ラプソディ』とかが好きな人にお薦め。

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