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2020年7月に観た映画

過去に観ていて、再鑑賞したものも含む。

『作品名』(監督名/公開年)

★=イチオシ


『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(エドガー・ライト/2013)

『ジャックは一体何をした?』(デヴィッド・リンチ/2020)

『コリアタウン殺人事件』(不明/2020)★

『ビルとテッドの大冒険』(スティーヴ・ヘレク/1989)★

『イット・カムズ・アット・ナイト』(トレイ・エドワード・シュルツ/2017)

『スノーピアサー』(ポン・ジュノ/2013)

『透明人間』(リー・ワネル/2020)★


エドガー・ライト監督『ベイビー・ドライバー』はいまいち乗れなかったが、『ワールズエンド』の方は比較的楽しめた。映像のテンポのよさと、ジャンルを何でも放り込んで予測不可能な展開に持っていく佳作。

『コリアタウン殺人事件』はモキュメンタリーホラーの超傑作。前情報無しで観てほしい。そして首をかしげてほしい。

『ビルとテッドの大冒険』は素朴な味わいで昔から好きな映画。続編が公開されるので再鑑賞したらやはりよかった。

『透明人間』はいわゆる"ユニバーサルモンスターもの"を現代的な解釈でリメイクしたホラー。吸血鬼ドラキュラ、フランケンシュタインの怪物、狼男といったユニバーサルモンスターの中では比較的地味な透明人間を、地味であるがゆえに怖いという発想で演出したのがよかった。原作は100年以上前の小説だが、見えざるものによるプライバシーの侵害という脅威は、今日でも十分すぎるほどにアクチュアルな問題で、そこを強調した作劇はみごと。また、久々に映画館で鑑賞した作品でもあり、印象的な1本となった。

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