絵、やるならやるぞ#38
こんにちは、ゆーまるです。
今日は、雨ですね!
けれどもあたたかい。
こういう日こそ、風邪には注意ですね( ˙³˙)( ˙³˙)( ˙³˙)
油断してるとやってくる。
くれぐれも、気をつけてくださいね!
それでは、本編スタートー!!!!
昨日のあらすじ
夜の会社で出会ったねずみにより、カエルやうさぎ達が人語を操れる本当の理由を聞かされる。自分達が実験体だと知った彼らはどう思ったのか?
結局その日は証拠を見つけることなく、帰った。
次の日、カエルはうさぎのもとを訪れると、うさぎは飲んだくれていた。
やけ酒だ。
「おー、カエル。こっちに来て飲めー!」
既に出来上がっている。
「うさぎ、どうしたんだよ。まさかネズミに言われたことでも気にしてんのか?」
「あー?悪いかー?おれは心が弱いんだよ〜。あんな話を聞かされたら、やってられっかってんだ!!」
たしかに、気にならない訳ではない。
ただ、おれたちにはどうする事もできない。
「あんまり飲みすぎるなよ」
「いいんだよ、おれは実験体なんだ。どうせ生きる意味なんてないんだよー!」
今は何を言ってもダメそうだ。
カエルはうさぎの元を去る。
ーーー
お腹が空いたので、ファーストフード店に入る。
いつもカエルはここに来て、ハンバーガー、ポテトとコーラを頼む。
いつも通りの店内、いつも通りの食事。
いつも通りの日常。
ネズミの言ったことなんて、嘘なんじゃないか。
心が戻ってくる感じがする。
いつも通りのハンバーガーを食べながら、ふと気がついた。
ネズミはたしか、食事に実験成果を混ぜていると言った。
そして、そのためにうちの会社に実験成果を流していると。
このハンバーガーの材料を作っているのは、うちの会社・・・
食事の手が止まる。
一気に現実に戻される。
ダメだ。
このままでは、ダメだ。
ーーー
そして夜
食品工場の前に立つ。
隣にはうさぎがいる。
「うさぎ、やっぱりこうなったじゃないか」
お腹に巻いたダイナマイトを指さして、嬉しそうに言う。
「たしかにな、あの時は殴って悪かったな」
うさぎも楽しそうだ。
「よし、一丁やるか!」
その日、カエルとうさぎは犯罪者になった。
食事というライフラインを破壊した世紀の大犯罪者
そして、彼らは行方をくらませた。
今日のお題
それでは、また明日
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