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「金稼ぐ」には記録を残す!

毎日、家計簿をつけるのは、面倒です。

しかし、家計簿をつけている人ほど金銭感覚が磨かれ、

どんぶり勘定を改めることができる。 


なので、家計や人生計画がしっかりしているものです。

使ったお金の金額だけでなく、

次のような簡単なコメントをつけて家計簿をつけ ている人は、

自分の買い物をしっかりコントロールできるようになるのです。 


「これは不注意な支出だった」

 「次は、バーゲンで衝動買いするのをやめよう」 

「ちょっと貯金が少ないな」 

こういった事が客観的に見れるようになります。


世の中の多くの人は、自分をうまくコントロールできません。

しかし、家計簿をつけると、

自分のことが信じられないほどよくわかるようになり、

それによって自分の感情をコントロールできるようになり、

ムダなお金を使わないようになるものです。


カードで買いまくる、友人から借金をしても平気、

貯金などほとんどない、という人は、

記録をつける習慣を身につけてください。


それだけで普段の生活態度が断然違ってくるものです。 

「経理がしっかりしている会社は伸びる」とよく言います。


これは個人でも同じです。

自分の出費の金額をはっきり記録している人ほど、

シビアな目で冷静に判断できるようになるのです。


ギャンブル、ビジネスなどお金の運用で成功するためには、

金銭感覚が敏感でなければなりません。

自分がどれくらい損をしているのか、どれくらい儲けているのかが、

きちんと把握できない人は、いつまでたってもお金は貯まりません。



記録をとらないと、自分では大勝しているように錯覚しながら、

実際は大損しているということがよくあります。



認知心理学の研究によると

人間は、楽しいことばかり記憶することがわかっています。

不愉快なことや、つらい経験などは、記憶にとどめておくのが苦痛です。

なので忘却されやすいのです。


この記憶の忘却作用によって

都合のいいことばかりが頭に残るので、大損をしていても、

「俺は勝ちっぱなし」という誤った認識を持ってしまうのです。



このように、人間の記憶とは、かなりいいかげんですので、

どんなに記憶力に自信があっても、記録をとるのを忘れてはなりません。 

「記録をとるのなんて、面倒くさい!」

と言って記録をつけない人は、

本当は記録をとることによって、

自分の真実の姿(大損している事実)に気づきたくないのかもしれません。


要するに、

現実を認めたくない自己防衛のためにわざと記録をとらな いのです。

それか、

記録すら残せない負け続ける人です。(こちらは勝つ気が無いので論外とします。)



しかし、正確な自分の姿に気づかないことには、

自分を改めることは できませんし、実力をアップさせることもできません。

どんなに些細なことであれ、自分の行動に関する記録をとってください。


簡単なコメント(感想)などをつけるといいでしょう。



カナダのカルガリー大学心理学部のゴールデンバーク教授という人は、

製造業、サービス業、小 売業などの経営者128名を調べて、

利益をあげて成功しているオーナーの人たちは、計画とプランがしっかりしていることを発見しました。

お金儲けで必要なのは、どれだけ計画性がしっかりしているかで決まる、

ということがわかるわけです。

超天才的な才能を持っていて記録を残さずに既に成功された方は

もういまさらつける必要はないかもしれません。

(記録を残すことにより更なるUPはあると思います)


が、現在思い通りにいかない人、上手くいってない人、超天才以外は

記録をつけて、どんなビジネスに関しても、

出ていくお金と入ってくるお金の割合を調べておくことをオススメします。


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