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混沌。陰謀、この世界。

このコロナ禍に、豪雨。
ここまでくると、楽天家で普段は陰謀論はとらないぼくでも…なにか陰謀めいたものを考えてしまう。

今日のこの記事はぼくの妄想が広がった結果の記事だ。
だから当然のごとく、フィクションであって事実でもなんでもない。

いつもは読んで頂いている皆さんに少しでも役に立つような事を考えて書くようにしているが…今回ばかりは「役に立たない」。

今年の1月。新型コロナウィルスについてのニュースが日本で少しずつ増えてきたと記憶している。
2月、いよいよ「流行り病」として認識されてきた。
3月、感染が拡大し…4月に緊急事態宣言発出。5月に解除。
そして6月から徐々に生活や経済が立て直そうと動き出し…7月11日現在の状態だ。

そもそもこの新型コロナウィルスは中国から入ってきたとされる。
ぼくのこの小さい頭の知識では、中国が開発し、全世界にわざと蔓延させたとは考えていない。
もちろん、感染の拡大について情報の公開や動きがぼくの考えとは違うことはあるし、それによって感染が広がったのではと思うところもある。
それは日本政府の初動の遅さについても同じだが…

ぼくが最初に言った陰謀論というのはここからだ。
この中国という大国から発生したウィルスを使って、「戦争」をしたがっている連中が世の中にいるのではないか、と思っているのだ。
もちろん、それは国ではない。各国の動きを見て、それに合わせて、巧妙に動く組織だ。
そしてその組織は…ひとつではないのではないか、と考えている。

アメリカ、イギリス、イタリア、ドイツ、中国、ロシア、日本・・・
各国の政府の動き、考え方…メンツや意地に至るまで、事細かに情報を収集し、世界を混乱に貶め、世界の秩序を乱そうとしている組織。
ひょっとすると…その組織は「世界の秩序を壊して、新たな秩序を構築する」という目的なのかもしれない…

どうしてこういう考えに至ったか、というと…
まず、一国がこのコロナ禍を引き起こしたとしたら…この情報が発達した時代、過去の歴史の研究が進んでいる時代に…そんなにわかりやすような行動を各国、「国家」がとるとは思えないからだ。

そして、良くも悪くも今はグローバルの時代だ。
世界で良く知れ渡る「ビジネス」や「文化」だけがグローバルになっているとは思えないのだ。
いわゆる、裏の組織もグローバルになっているのではないか。
文化や国家、民族や人種を超えて―――ぼくにはどんな目的があるかわからないが―――「戦争」を目論んでいる組織があるのではないか、と思っているのだ。

今の国際政治情勢が・・・僕の情報収集能力では、「正確」にどうなっているかわからない。
ただ、日本の状況を見ると・・・ぼくは思想・信条としては右よりだけれども・・・どこか、日本人同士も殺伐としているような気がするのだ。
右も左も・・・同じ思想・信条のはずなのにいがみ合うような行動が増えてきているように思うのだ。

テレビでは連日、コロナ禍・不正・ゴシップばかりが流れている。
そうした中でなんだかわからないが…ある種の「正義」がまかり通っている気がする。

日本の周りを見れば…やはり混乱している国が多い。
近い・遠い関係なく、各国、混乱しているのではないか。
誰かを悪者にして…自分の正義を貫き通すような考え方がまかり通っているのではないか…。

ぼくは大東亜戦争後の生まれだ。
だから、「戦前」の事は肌で感じたことはない。
感じたことはないが…この世界が混沌としている世界がどこか、世界が見えない渦に入り込み、それを破壊する為に「戦争」に突入するのではないかと感じてしまったのだ。

そして同時にこうした渦、世界を混沌に陥れ、戦争を画策している「組織」があると考えてしまった。
それも複数。
今の巨大化した情報が行き交う世界で、収集能力・分析能力が「一つの組織」におさまるわけがないのではないか。
複数の目的と利益が一致した組織がこの混沌とした世の中に導き、そして、自分たちの利潤の為に世界を戦争に突入させるべく蠢いているのではないか…。

各国の政府もマスコミも国民も・・・この「組織たち」に踊らされ、いいように動かされ、破滅の道に進んでいるのではないだろうか。
見えないウィルスを契機と見て、知らず知らずのうちにぼくたちを侵食している組織が暗躍しているように思う。

ここまで読んで頂いた方の多くは「何をバカな事を言っているんだ、いっていることちぐはぐだぞ」と思ってらっしゃる方も多いと思う。
ぼくもそう思う。
もし、本当に、世界が「何者かたち」によって戦争に導かれているのであれば…ぼくたちはその人たちの言いなりになっているに過ぎない。

しかし、ぼくたちには意識もあるし、自分の思い、考え、家族、仲間、同朋が居る。
意思があり、多くの人は「戦争なんかごめんだ」と考えいるはずだ。

だからこそ、この世界が混沌としている時でも「戦争」には向かないと強く思うし、この記事がフィクションであり、ぼくの妄想と言ったのはここにある。

ただ、書いてきた中で、「自分のことばかり考えている」かのような行動が日本でも世界でも目立つのは本当だと思っている。
一時期はテレビなどでもあった自粛警察しかり、「自分は絶対大丈夫」というわけのわからない自信しかり、自分以外はばい菌扱いするような行動しかり・・・。

もちろん新型コロナウィルスは未だ治療法も治療薬も確立されていない。だからこそ、予防と正しく恐れることは必要だ。
ただ恐れ過ぎて他者を攻撃してはならない。
新型コロナウィルスで心まで犯されてなるものか。

そしてぼくの妄想にあった「組織たち」がバカばっかりの集団なら、ぼくごときが考えるような行動をするだろうけれども・・・そんな組織が仮にあるとしたら、もっとスマートな方法がとれるに違いないのだ。
何故ならば、このコロナ禍で多くの人が身も心も滅ぼし、戦争が本当に起きたら…世界の進歩の進み具合が大きく鈍るのだから。
現状でこんなことを考えるのはフィクションを生業をしている人間だろうと思う。

普段、陰謀論をとらないのはここが大きい。
確かに世の中に「陰謀」はある。ただ、陰謀を行って得る利益よりも失うものの方が大きければ…組織が大きくなればなるほど、そんなリスクはとらないはずだからだ。
それに陰謀を企て、行ったとして・・・必ず反対の力、勢力がある。その力の拮抗を考えた時に…少し考えれば陰謀を行う事にメリットが少ないとわかるからだ。

それに・・・もし、ぼくの小さい頭の中の妄想が言っている「組織たち」があったとして、そんな者たちにいいように踊らされるなんて真っ平ごめんだ。

とはいえ、コロナ禍が終わったわけではない。
だからこそ・・・
ぼくたちは、このコロナ禍において・・・
めげることがあったとしても、「必ず自由に活動できる日」が来るのを強く思い、力強く進んでいくことが必要だと思う。
他者を攻撃するのではなく、今できる予防、今できることを・・・小さくても一つずつ、少なくても一歩ずつ・・・行っていく事が大切だと思っている。
ぼくらはコロナ禍に負けない。混沌とした世界はぼくたちが変える。

なぜ、今日、こんな妄想記事を書いたか、と言うと…
ちょっと別の物語、小説などを考えていて…「あ、これ、どこかに書いておこうかなぁ~」と思って…書きました。
もっと、イメージが膨らんだら・・・作品としてnoteなどに書けたらいいなぁ~と漠然と思っています。


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