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ロードバイクのメンテナンス チェーンの交換 2020/09/24

ロードバイクに乗り始めて、初めて自分でチェーン交換を行いました。
今回の記事はあくまでその備忘録です。
本格的にチェーン交換の手法を解説するものではありませんのであらかじめご理解いただけますようお願いいたします。

1何故今なのか?

今までもタイヤ交換や注油など、簡単なメンテナンスは自分でやっていたのですが、工具が必要なものやメカニカルなメンテナンスは全てサイクルショップさんに頼り切っておりました。
ところが最近、住環境が大きく変化したため今までお世話になっていたサイクルショップさんに通えなくなってしまったのです。

幸いなことにロードバイクは不具合無く走ってくれていたのですが、ここ何年かチェーン交換をしていないのが気になっておりました。

そこでBBBのチェーンチェッカーを購入!!早速試してみると・・。

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(ノ∀`)アチャー、即交換レベルです。
このチェーンチェッカーは、まず右下の小さなフックをチェーンのリンクに引っ掛けて、次に左下の長いフックがチェーンの間にどのくらい入って行くかでチェーンの伸びを診断する仕組みです。
長いフックは先端から根元に向けて、小さいフックを支点とした距離がだんだん長くなるように作られており、チェーンの間にほとんど入らなければ伸びは無し、真ん中の0.75の刻印まで入るようなら交換推奨、全部入ってしまうようだと即交換です。

写真のチェーンは結構汚れていますが、今までクリーニングや注油もこまめにしてきたつもりだったのでこの結果は意外とショックでした。
ただ即交換の結果が出た以上、何とかするしかありません。
今度はチェーンとチェーンカッターをネット通販で注文です。

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チェーンはSHIMANOのCN-HG901-11(クイックリンクタイプ)を選びました。
私の使っているコンポーネントはULTEGRAですが経験的にグレードの高い製品ほど耐久性が高いので、プチ贅沢でDURA-ACEグレードにしてみました。
内容はマニュアル、チェーン116リンク、そしてクイックリンク1セットです。

コネクティングピンではなく、クイックリンクタイプにした理由はカッコ良さそうだからw
あと実利的な理由として、クリーニングや注油の際の目印として分かり易いからです。
老眼の目でコネクティングピンを探すのは大変ですから~。

2交換作業

チェーンが届いた翌日、早速作業開始です。
先ずは古いチェーンをチェーンカッターで切ってしまいます。
チェーンカッターを使うのも初めてでしたが YouTube で予習しておりましたので問題なく使うことが出来ました。
(ハンドル回して、戻すだけですから)

次に新しいチェーンをプーリーに通さずにアウター×ローのギアに掛けて一番短くなるリンクを探します。そしてそこからプラス2リンクの長さ。
クイックリンクを使うので先端が凸、凸になるようにチェーンを切ります。

長さが決まればチェーンリング→スプロケ→プーリーにそれぞれチェーンを通して、クイックリンクでつなぐ箇所を下側に持ってきます。

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BBBのチェーンチェッカー、こんな使い方もできるんですね。
ちなみにチェーンの向きは、プレートに刻印が有る方が表(外側)何もない方が裏(内側)だそうです。

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クイックリンクも確かめてみたのですがこちらは表、裏は無く、同じものが2つで1セットみたいですね。
なので進行方向の矢印は表側が正しくなるようにセットします。

さてチェーンを繋ぐ作業ですがクイックリンクツールは使いませんでいた。まずクイックリンクを引っ掛けただけの(ロックされていない)状態でチェーンの上側(チェーンリングとスプロケの間)に持ってきます。
この時クイックリンクはキッチリはまってはいないので、気を付けないとチェーンが外れたりしそうです。
そしてクイックリンクが上に来た状態で、ブレーキを握ってホイールをロックしてやり、ペダルを踏んでチェーンに引っ張り力を掛けてやります。

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カチッ!
けっこうな音がしてクイックリンクがはまりました。

そして最後にやってみたかった事。

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やっぱり、新品のチェーンだとチェッカーのフックが入らないんですね~。
とりあえずはこれで一安心です。

今回のチェーン交換、結構スムーズに行うことが出来ました。
ただ工具が増えて自分で出来るメンテナンスが増えると、増々ショップさんから足が遠のいてしまいそうで、今度はそれが不安の種です。

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