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誰もが人を動かせる!

私がおすすめする本は、USJを再建させ、その後マーケティング会社、
株式会社刀を創業された森岡毅さんの本です。
この本は、誰もがリーダーになれ、人を動かせる存在になっていけると森岡さん自身の経験を通じて、あなた自身はどういうリーダーになっていけるのかという内容が書かれている本である。

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リーダーシップ=生まれながらの天性のスキルであると、考えている人が多い。
でも実はそうではなく、人にはそれぞれに特色があり、その人ならではの強みがスキルとして身に付き、リーダーシップ能力は後天的に身に付けられるスキルなのである。森岡さんが考えるリーダーシップは主に3つタイプの人間がいると述べている。T型 / C型 / L型の3つである。

①T型(Thinking:思考力を強みとする人)
マーケティングやファイナンスなど、戦略を練ることが好きな人。

②C型(Commmunication:伝える力や人々と繋がる力を強みとする人)
営業や広報など、人にアウトプットを強みとする人。

③L型(Leadership:人々を統率して動かす力を強みとする人)
経営幹部やコンサルティングなど、組織全体を動かす人が好きな人。

自らの強みを知るために、各属性に分けてポストイットに好きなものを書いて貼っていく。ポイントは”カバンが好き”や”靴が好き”などの名詞ではなく、”人と話をすることが好き”や”チームの先頭に立って皆を牽引していくことが好き”など動詞で考えいくことがポイントである。(私はC型とL型の人でした。)必ず皆さんにも強みがあり、それぞれの強みを伸ばすことでリーダーシップが発揮されるのだと考えられます。

リーダーシップの源泉は欲であると言います。成し遂げたいことが大きければ大きいほど、1人では達成することができず、周りの人を巻き込んでいく必要があり、それこそがリーダーシップなのです。リーダーシップは、才能などではなく、欲の強さなのです。しかし、近年では今の若い人たちは悟り世代と呼ばれたりして、欲のなさを強調されることもあります。「若者の◯◯離れ」といった報道も、欲がないように扱われていますが、そうではないと言います。欲がないように見えている人の多くは、欲求不満のストレスや自尊心が傷つくことを回避したいなど、安全欲や自己愛が強いだけであり、それも欲なのです。そうした一見欲がないと思われる人や、トレーニングを行うことで欲が明確になり、進むべき道が明確になり、リーダーシップに繋がっていくと言います。

どんな人にも欲があり、どんな職業/職種でもリーダーシップが存在するのです。
自分の欲は一体何なのか?どんなリーダーになっていきたいのか?一度自分と向き合ってほしいと思います。営業でも、エンジニアでも、管理本部でも関係なく、目指すべき目的や成し遂げたい夢があるのであれば、強固なリーダーシップを身に付けていきましょう!!

#読書の秋2021

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