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就職 / 転職を考えている方たちへ

私の周りでは、会社に依存している友人がたくさんいる!!○○会社は○○業界だから安定や東証1部上場だから安定など、何の根拠もないことを述べることが多い。「なぜ安定と断定できるの?」と問いかけたら、ほとんどの人は具体的なことは答えられない。これも昔ながらの人が若者の脳内に刷り込ませた、”闇”に違いない。

しかし、私も上記の話を鵜呑みにしていた愚かな人間の1人である。新卒で東証一部上場企業に入り、浮かれていたことも事実である。でも働いていくうちにここにずっといて成長は見込めないんじゃないかな?一生上司の機嫌を伺い、褒められることを目的に働いてしまうのではと不安な気持ちになっていった。組織が大きいだけに、当然ながら自分の意見など通るはずもない。そもそも何のために働いているかもわからくなってきた。とは言え、転職に踏み切ろうとしない自分にも腹が立っていたし、様々な葛藤があった。

そんな葛藤がある中、1冊の本と出会い転職を決意することになる。USJをV字回復させた、森岡毅さんの書籍である。

タイトル:「苦しかったときの話をしようか」

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この本は森岡さんが娘さんへのキャリアに向けたメッセージとして書かれた本である。私はこの本をたまたま本屋さんで見つけて立ち読みをした。読んでいくうちに内容に没頭し、即座にレジへ向かい購入をした。

どれもこれも共感と学びがある内容であったが、最も感慨深い内容が”会社と結婚するな、職能と結婚せよ”という1文も見たときに、後頭部を思い切り叩かれた感覚にありパッと目覚めることができた。今の自分は会社に依存をしていて、仕事の本質的な部分を忘れているなと感じた。本書を読み終えた翌日に会社に退職を申し出た(笑)

これから就職活動をする学生の方たち、これから転職を考えている方たち、職能を与えてくれる環境に飛び込んでください!!!そもそも、”就職活動”なのに、ほとんどの人は”就社活動”をしています。内定がゴールになり、入社後にギャップを感じて辞める人や、何しても一緒だからこのまま会社にいればいいやと思っている人たちがあまりにも多いなと感じます。仮に会社が倒産としても、自らのスキルで仕事をしていける、あるいはどこの会社からもオファーがかかるくらいのスキルを身に付けて欲しいと心の底から願っています!!”働くということは時間をお金に変えて我慢する”ということではなく、”働くということは仕事を通じて自らの人生を幸せ”にしていく唯一無二の存在なのです。

皆さんには好きなものを見つけてほしいなと思います。好きなものというのは、私は”靴が好き”や”カバンが好き”という名詞で考えるのではなくて、私は”人と仲良くなることが好き”や”試合で勝つために作戦を考えるのが好き”という動詞に置き換えて考えてみてください!!20年以上も生きていると皆さんの強みは好きなことに必ずあります。その好きなもの(動詞)が皆さんのコンピテンシー(基礎能力)であることが高いです。好きなものを活かして、自らが成長できる、職能を提供してくれる会社には複数チャレンジしてほしいと心底思っています!!!会社に選ばれるのではなく、会社を選べる側、あるいは独立して組織を創っていける存在になってほしいと強く願っています。

就職や転職で困っている方を助けていきたいと本気で思っています!!働くことに対して嫌悪感を抱く人が1人でも多くなくなりますように!!


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