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孤独のグルメごっこ?

▼昨夜は東温市でミュージカルを観たあと,道後温泉で一泊し,かねてより行きたいと願っていた「さかな工房丸万」という居酒屋さんで魚料理を堪能しました。

▼こちらはドラマ『孤独のグルメ』の2017年大晦日に放送された年末スペシャルに登場したお店で,お品書きはなく,カウンター上の魚がお品書きとのこと。食べたい魚と調理法を指定することもできますし,大将におまかせで頼むこともできます。

▼これまでに何度か挑戦したのですが,いつも満席で予約が取れず,今回,ようやく予約できたのでうかがうことができました。

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▼コースをお願いしておいたので,お通し,お造り,アマギの唐揚げ,太刀魚の焼き物,蒸し蛤,穴子のたたき,鯛の漬け丼,しじみのお吸い物の8品。さらに単品で岩牡蠣,マグロの頬肉のステーキを。どのお料理もそれぞれの魚の味わいを生かした絶品でした。

▼ちなみに,『孤独のグルメ』の中で大将が酔客の役で登場しています。それにしても,本物の大将とお目にかかって「柄本明さんがキャスティングされたのはそういうわけか!」とわかって感激しました。本当に話し方や雰囲気がそっくりなのです。いやぁ,ドラマ制作は奥が深い!美味い魚,旨い酒,楽しい会話。大将と他のお客さんが交わす会話も楽しく聴き入り,撮影の裏話などうかがうことができました。

▼宿に帰って泥のように眠り,今朝はひと風呂浴びてから宿を出て岡山へ。往路は瀬戸大橋経由でしたから,復路はしまなみ海道経由にしました。

▼しまなみ海道の四国側の入口は今治です。松山から山越えして今治に着いたのが11時頃です。今治と言えば,今は「バリィさん」や「今治タオル」が有名ですが,B級グルメで忘れてはならないのが「焼豚玉子飯」。朝食も食べていなかったので,今治で焼豚玉子飯を食べようと思い,店を探しました。

▼『孤独のグルメ』風に言うとこんな感じでしょうか。

五郎「松山から山間を縫うように峠を越えて今治へ。今治と言えば…タオル…。いや,焼豚玉子飯。そう言えば俺は朝食も食べていなかった。腹が…減った…。よし!店を探そう!」

▼しかし,検索してある店に行ってみたものの,11時の開店時刻を過ぎても開く気配がありませんでした。

五郎「えーっ…もう11時を15分も過ぎてるのに。仕方ない,別の店を探そう。」

▼そして,検索してもう1軒の店に向かう途中,この看板が目に入りました。

五郎「ん? 魚河岸ごはん? セルフ食堂? 魚は昨夜食べたけれど…おっ! 焼豚玉子飯ののぼりが立っているじゃないか!」

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▼ここは鮮魚店が経営しているセルフ食堂で,まるでスーパーの鮮魚売り場のように小さくパック詰めにされた刺身が並び,さらに,天ぷら,おでん,オムレツなどの総菜も並んでいました。

五郎「おおおお! これは見事な風景だ。焼豚玉子飯に傾いていた俺の腹が,魚まで引きずり込もうとしている。」

▼その結果がこちらです(笑)。

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五郎「まずはこの,中トロ切り落としから。凄い! これ,大トロの間違いじゃないのか? 山葵をたっぷり乗せてもちっとも負けてない。この海鮮巻きに一切れのせて,海鮮巻き中トロトッピングだ! 鱧は梅ダレじゃなくて酢味噌なんだな。うん,梅ダレとは違った味わいで,なんだか懐かしい感じもするな。タコもこの酢味噌にちょっとつけて…。」

▼てな感じで,「孤独のグルメごっこ」をしながら(?),焼豚玉子飯&愉快な仲間たちを堪能し,一路,岡山に戻りました(笑)。この2日は英語関係の仕事を完全に棚上げにして,思い切り気分転換になったので(といっても,演劇の勉強やらフィールドワークやらしてきたことになりますが),リフレッシュして明日からの授業に臨めそうです。

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