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入梅前に防湿庫 HS-51Lを導入した!

カメラやレコード等をやっている人はご存知かと思いますが、カビは人類の敵です。

カビが万一生えてしまった場合、カメラのレンズなどは多額の修理費を払うか諦めて処分しなければいけなくなります。カビの生えたレンズは買取不可だったり価値が相当落ちます。

え、カビってそんなものにも生えるの?と思った人がいるかも知れませんが連中は何処にでも生えます。

前々から欲しいなぁと思いつつ防湿剤をカメラバックに敷き詰める程度のことしかしていませんでした。

防湿庫の大手は「東洋リビング」「トリー・ハン」「ハクバ」が有名どころだと思います。
根拠は大手家電量販店で取り扱いのあるのはこの三社製が多いということです。
(Amazonはだれでも出品できるから色々ある)

ちなみに今回私が導入した防湿庫はHOKUTO製のHS-51Lです。

どうやらメーカーは中国の会社らしいです。(メイドインチャイナの表記)
メーカーのサイト等が見つからなかったので憶測ですが…
国内に輸入をしてる会社(ここの製品なのかも)とその会社が運営している直売サイトは見つけました。

取扱説明書には販売元としてもこの「arvex」と書いてあるので生産工場は中国で販売と製品開発等はこの会社がしてるのかもしれませんね。

で、私がこの防湿庫にした理由は、単純に値段とサイズがちょうど良い。ネットの評価も上の中くらいだった。というのか決め手でした。

「防湿庫を買うなら今持っている機材のワンサイズ大きいのを買え。」
これはよく耳にする言葉です。
どうせ機材は増えるからあらかじめ大きのを買った方が後々後悔しないからです。

選び出す前に手持ちの機材で防湿庫で保存した方が良さそうなものをザッと書き出して、それに見合う防湿庫より大きいのにしました。
結果として丁度良かったです。

防湿庫云々の話はこれくらいにしてこのHOKUTO製 HS-51Lのことを話します。

まずサイズ

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届いた時の箱の大きさです。
うん、でかい。奥にエレキがありますが遠近を加味しても相当でかいです。
A4の本が二段入る本棚くらいあります。(分かりにく)
箱に書いても…と思う特徴欄と「made in china」の主張…

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デン!箱から出しました。
寸歩で行くと、高さ:61cm 横幅:29cm 奥行き:32cm
輸送時に引っかからないように取っ手は内向きに付いているのでドライバーでネジを外して外向きにします。
あと、鍵×2、完全日本語の取扱説明書がついてました。

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取扱説明書は複数機対応の汎用性の高いので多分全部の製品に入ってるやつなんだと思います。(複合版一つ作れば全部に入れられてコストカットできるもんね)
にしても至るとことに「made in china」の表記、開き直ってるのかな?

で、気になるのは内容量51Lってどれくらい入るの?って話ですよね。

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ざっと並べてみました。

詳しい明細を書くと、
-カメラ(装着レンズ)-
Nikon D5300 
 sigma 30mm f1.4 (ボディ)
Cannon eos 100QD
 sigma 28-300mm f3.5-6.3 (ボディ)
OLYMPUS tough tg-320
大人の科学 二眼レフ
大人の科学 USB特撮カメラ

-レンズ-
sigma 17-50mm f2.8
Nikon 18-50mm f3.5-5.6
Nikon 55-200mm f4-5.6
スマホ用レンズ×3

-その他-
TASCAM TM-150sg(ガンマイク)
Nikon SB-700
Nikon en-14a(バッテリー)
neewer np-750(バッテリー)×2
kenko PRO1 62mm
kenko black mist 62mm

が余裕で入りました。

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1番上の段にはアクセサリーとコンデジ、USBカメラを、
奥行きが結構あるので奥の方は使用頻度の少ないものにしました。

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2段目はレンズ用の波スポンジがあるのでレンズを、持っているレンズがAPS-Cの短い標準ズームばっかりなので前後にしたらあと3〜2本は置けます。私はコンデンサーガンマイクを斜めにして入れました。また、2段目とその上の3段目との空間がかなりあるので別売りの追加用棚を買って増築もできそうです。
レンズ単体の70-200mmは入ると思います。(フードは無理かな)

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1段目には二眼レフとフィルム一眼、デジタル一眼を。扉越しでカメラを見せたがりなのでこう入れましたが、レンズが互い違いになるようにすればもう少し空間を優位に使えます。canonの前に空間が残っているので長いレンズをつけたままでも平気ですね。

手持ちの機材で防湿庫保管がいいだろうと思うものを入れましたがまだいけます。

湿度の調節は自動式ではないので湿度計を見ながら自分で調節する必要がありますが、予算的に仕方なかったのでそこは自分が責任を持ってやります。

また、稼働方式も「ペルチェ式」と呼ばれるものです。
これはもう一つの稼働方式の「乾燥剤式」よりも早く除湿をし、価格も安くできるのがメリットです。
一方で、耐久年数がおおよそ10年程度と言われていて、故障が起きない限り半永久的に使用できる「乾燥剤式」と長期間で見比べると無駄があります。

あと書いておくべきことがあるなら湿度計のことですかね、
バックライトなしのデジタルなのではっきり言って見にくい。
あとレビューとかでは不正確だったってものあったかな?
ボタン電池を入れる背面はがっつり中国語で文字が書いてありました。

あと、湿度調整のボリュームが奥にあるんですが、暗くで文字が見にくいのですこしやっぱり自動式と比べると手間ですね、またボリューム、つまみの表記もA〜Eで分かりにくいです。説明書には設置初期時は最大のEにして、40%になったらDにしてくれと書いてありますがまあ、その辺は湿度計を見つつ外気温度等をみて調整が必要な感じです。

100均でLEDライトを買って見にくい調整用ボリュームのところはカスタムしようと思ってます。

つらつらと書きましたが現状問題なく稼働してくれているのでカビからの恐怖に怯えずに生活できて最高です。なによりディスプレイとしてかっこいい。ワインセラー眺めてる気分(そんなもん持ってないけど)
何はともあれ、導入できて良かったです。

導入検討している人の参考になれば良いです。

内装のカスタムしたらまた記事書くかもね、



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