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昭和42年男のカルチャー日誌

今週火曜日、BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館:府中市美術館『与謝蕪村展“ぎこちない”を芸術にした画家』〜江戸三大俳人・蕪村の趣ある絵画 ヘタウマの元祖、ここにあり!?〜」を視聴。江戸時代の有名な俳人である与謝蕪村の日本画展で、「俳人が描いた絵って、一体どんな感じでしょうか?」って切り口の番組導入部分でしたが、実際は、中国には「文人画」という、素人の文化人が描いた絵画カテゴリーが、実際ある訳で、与謝蕪村の画業は特段驚く事ではないんでないの?というのが個人的印象です。京都在住時の与謝蕪村には、同い年のアーティスト「伊藤若冲」と「円山応挙」いう偉大な日本画家が居たため、直接・間接的に触発されてのは、想像に難くない。と、個人的には思っていましたが、「伊藤若冲」との関連性は特段無かったとの番組解説でした。数年前にサントリー美術館で鑑賞した「蕪村と若冲」をコラボさせた企画展のインパクトが強過ぎたかもしれません。あと、番組後半では、訪日してた「沈南頻」の影響を受けた与謝蕪村作品も紹介され、初耳学な話で大変有益だった。

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