リトル・マーメイド実写見てみた

リトル・マーメイドの実写を見たよ。
今年夏公開されてから賛否両論聞いていたので、まあ多分期待できないんだろうなあと思いながら、ずるずる視聴を先延ばし。
D+への再ジョインを機に視聴しました!

感想…まずまずかな。
ちょっと完全燃焼しきれずにフィナーレを迎えてしまった感じで、あまり満足感を感じられず。
良かった部分もあるので下記感想をちょこまか書いていきます。

始まりの部分のアンデルセンの引用で、おや?と思わされたのは良かった。
これから何が始まるんだろうという期待感を抱かせてくれましたね。
ただし、中間部分がいまいちなのです。

まずは、良かった部分から話しましょう。
アリエルとエリックの絡みが成熟していてよかったです。
アニメバージョンだと、なんか出会ってすぐにケミストリーを感じちゃう感じだったけど、
今回の場合は、エリックがそう簡単に落ちる男じゃなくて、ちゃんとお互いに理解しあったうえでケミストリーを感じ合ってたから、二人の絆がより深く真実味があるように感じられた。
だから、後半のアースラによる王子の略奪作戦とかバトる部分の燃え要素が増えます。この要素はもっとうまく使えたはず。

あとは、動物キャラたちのお笑い要素は健在でした。
特にスカットルのギャグセンはアニメバージョンの上をいっているのでは?
フランダーはもうちょい可愛くしてほしかったけど。。。

はい、では文句に移ります。

まず、映像について物申したい。
もっとカラフルさが欲しかったよ。多分アニメと比べちゃってるからなんだろうけど、全体的に暗い。
海の中だからしょうがないかな。。。リアルに描写しようと思えば、まああんな感じになるんでしょう。
でも、ファンタジーなんだから「アンダーザシー」の部分なんて、もっとごてごてにカラフルにもりあげちゃってよ。

それと、各シーンのカットについて。
セバスチャンとシェフの格闘シーンをカットしないでほしかった。
あれ、映画の本筋ではないけど、大事なシーンよ。
多分、いくつかのこういう面白シーンが抜けてるから、本作がかなりシリアスな雰囲気をまとうことになったのではないかと考察します。
それと、アースラの「Poor Unfortunate Soul」の部分だけど、さりげなくちょっとカットするのやめなさいよ。
アースラが人間社会について、噓八百を並べ立てる部分をなんで削除したの。アリエルという若い純粋な娘を、甘い言葉でだまそうとするアースラの怖さが分かるいい部分じゃないの。
削除しないでよね。もっと歌聞きたかった。

あと、トリトンのヘアスタイルなんだけどね、
分かるのよ。水中から出たらそれはべたっとなるよね。
ただ、海の中での完璧なヘアスタイルを保ったままアリエルたちの門出を祝ってほしかったよ。

そんなこんなで文句が多い感想になってしまったけど、
なんだかんだフィナーレは、ウルっときてしまうディズニーMagic。
結局いい気分で見終われた。(エンドクレジットきれいだったし。)
けど、せっかくあのエンディングを用意してくれてるなら、それまでの過程をもっと、なんか、こうスピーディーに騒がしく、壮大に描いてほしかったなあ。

多分、私がアニメバージョンを見てるのがいけないかもです。
もし、1989年バージョンを知らなければ、おそらくこういうもんだと思って純粋に楽しめたはずなんです。

配役と歌は良かったです。
(アリエル可愛かったし、エリックイケメンだし、スカットルイケボだし)。
エンディングも良かったよ。
だからディズニーさん、それ以外の部分について練り直しのうえ、もう一回作り直して?って言ったら怒る??

ではでは。

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