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「どうありたいか」を決められるのは、他人ではなく自分

9月2日〜5日まで開催した「note CREATOR FESTIVAL」。長かった準備も終わり、あっという間に4日間が過ぎてしまいました。自分の担当は、初日&初回セッションの「暮らしをクリエイトする」。そのときのレポートは、note編集部がまとめてくれました。

自分が担当ではないときは、参加者の1人として、セッションの内容をわくわくしながら聞いていました。4日間で合計10セッション。登壇者のエッセンスが色濃く出ていて、どれもめちゃくちゃ面白かったです!

noteフェスを振り返って

振り返ってみてまず思ったのは、人によってものづくりに対するスタンスが違ったところ。

例えば、自分がやりたいことをやろうと言う人がいたり、相手が求めているものを提供するのが自分の役割だと言う人がいたり。すぐ調べようとする前に観察しろと言う人がいたり、分からなければすぐに調べた方がいいと言う人がいたり。

正解なんてない、人それぞれだ、ということがフェス全体を通して伝わってきました。同じイベントの中で、違うスタンスの人たちが集まっている。それがnoteらしさを形づくっている気がして、改めていい企画だったなと誇らしい気持ちです。

逆に全員に共通していたのは、「自分はどうありたいのか」軸がハッキリしていたこと。今の世の中は、何をすれば正解なのか、正しい道はわかりません。そのときに信じられる&決められるのは、他人ではなく自分。登壇者の方たちは、自分自身でずっと決めてきたから、今ここにいるんだなと感じました。

ただ、彼らが決めてきたその軸は、その人自身のもの。僕自身の決断ではありません。そこは、今回の登壇者の方たちのエッセンスを吸収したあと、どうありたいかを自分で考えてみようと思っています。


自分を満たすものは、自分しかつくれない

note代表の加藤さんが、言っていました。消費は他人のもの、創作は自分のものと。このnoteフェスを通してやっと、その言葉が理解できたように思います。

大前提として、自分が楽しまなきゃということ。楽しまなきゃ、誰も興味を持ってくれません。『ブルーピリオド』で美術の佐伯先生が言った言葉と、坂口さんがセッション中に話していた言葉がこだまします。

自分がやりたいと思うことを、すぐにやってみる。納得いくものを、自分でつくってみる。それも、楽しく情熱を込めて。それができているから、坂口さんは魅力的に映るのだろうなと思いました。

坂口さんと有賀さんのセッションでは、金言が連発。とくに印象的だった言葉がこれ。

創作というワードだけみると、どんどんアウトプットすることが想像されがち。だけどその前に何かを観察したり吸収したりすることが、もっと大事なのだと思う。

目に見えるもの、公開できることをしなきゃと焦っていた自分に、後ろから頭を叩かれたようなショックでした。「観察したり吸収したりできないと、つくることはできない」そう坂口さんに言われ、ハッと驚きました。

そして、「つくったもの」は別に公開しなくてもいいと、幡野広志さんと浅生鴨さんとのセッションで話されていたことも、気が楽になりました。

確かに、noteに公開しなきゃと焦る必要はないわけです。昔はブログサービスもほとんどなく、日記がほとんど。それも、誰かに公開するものではなかったはず。

それなのに今の自分は、公開しないと誰も気づいてくれない、知ってもらえないから公開しなきゃ、でも日々が忙しいからできない……と無限ループ。本当にしたいのか分からないまま、できていないことに毎回落ち込む日々。

おふたりの話を聞きながら、自分のつくる楽しさをないがしろにするぐらいだったら、公開することにこだわらなくていいからまずやってみようと思えるようになりました。

自分の声に耳をすませてみる

この4日間は、「自分も何かつくりたい!」と何度も思いました。誰かに強制されてやるのでは意味がありません。自分の声に耳をすませてみる。

かつて柿内さんが言っていました。「他人の感情なんて、わかるわけがない。自分の感情を信じて、それにすべてをかけて、殉じる」と。

時間をかけて、自分の感情を観察する練習をやっていこうと思います。

最後に

noteチームのみなさん、本当にお疲れさまでした! 

部署問わずチーム一丸になってつくったこのイベント、本当にいいイベントだったなと誇らしく思います。来年も?やるらしいので、またそのときには規模も大きくなって、より濃厚なイベントにできればと思います。そのときにはもっと、モデレーターが上手にできますように。

写真は、最後のセッションのラスト。本当は、もっともっとたくさんの人たちが関わっている全社総動員なイベントだったのです。

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