美味しかった幸せは、また思い出したい
目の前に出された料理を口に運ぶ。味わう。もちろん、感想は「美味しい」だ。思わず笑みがこぼれる。「これ美味しいね」と伝える。相手も「美味しいね」と言う。
ただ、後日、自分が思い出せることは「一緒に食べたという事実」と「食べた料理が美味しかったという事実」の2つだけ。それが最近、ものすごくもったいないなと思うのだ。
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何かを食べたとき、「美味しい」と感じる以外にもたくさんの情報を得ているということを、自分ではわかっている。
でも、それを他の人に伝えるためのボキャブラ