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自己紹介代わりの記事

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平野太一の自己紹介代わりのnoteをまとめたマガジンです。 https://note.com/yriica/n/n1f7f76d8dd08 2017/02/06〜
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2017年11月の記事一覧

臆病だって、いいじゃない

「野々村さんは、助産院をやっていて怖くないですか」 「コウノドリ」のシーズン1の第7話目。助産師の小松さんが、助産院を運営する野々村さんにこう聞くシーンがある。 小松さんの母親も助産師で助産院を営んでいたが、先天性横隔膜ヘルニアだった赤ちゃんを死なせてしまい、責任をとり廃業したという経緯があり、小松さんにとってお産は恐いものであり、自分を“臆病者”だと思っている。 それをふまえた、この質問。野々村さんは、こう答えた。 「私は自分のことを優秀な助産師だと思ったことはない

育休について僕が勘違いしていたこと

「急にびっくりさせてごめんね。実は私、子どもができたの」 「えー!おめでとうございます!!」 「ありがとう」 「赤ちゃん、今は何ヶ月目です? ちなみに性別は?」 ・・・ 昔、仲良くさせてもらっていた尊敬している先輩が、子どもを産むのだそうだ。新しい命が誕生するという喜びと、“お母さん”になるという覚悟、初めてのことばかりの不安、そして、仕事を一旦退かなくてはならないという悩み。 仕事をしている女性が子どもを産むということは、本当に難しいのだと思う。そんな風に考えるよ

書きたいのに筆が進まない人へ

先週土曜日の昼過ぎ、古い付き合いの友だちから、急に長い長いメッセージが届いた。たぶん、こんなこと悩んでいる人がいる気がするなぁと思ったので、本人に許可を取った上で、全文掲載してみます。 ・・・ 今日、急にふと思ったことがあって、メッセージを送るね。送る前に読んでみたら結構長かったんだけど笑...…、つらつらと書いてみるね。 私、仕事終わりに駅から歩いていると、ぽろぽろと『このテーマで書きたいなぁ』『あとでこれ書こうかな』と思っているのに、いざ帰宅してパソコンの前でメモ帳

人と会っている間は、"ながらスマホ"はしない

久しぶりに晴れた休日。大学のときから仲のいい友人と久しぶりに約束をして、連れてきてくれた喫茶店で珈琲を飲んでいた。 「若い人にはあまり知られていないんだけど、常連さんが昔から何人も通っているところらしくて。上司もここによく来るみたいで、この前教えてもらったの。やっぱり、こういうあたたかみのあるところいいよねぇ、たまには」 新宿駅からも歩いて行ける距離だし、結構いいかもしれないなぁと思っていると、急に顔を上げて、僕の方を見てため息をついた。何ため息なんかついちゃって、と聞い