☆21.入門の方には何を忘れたらいけないか?①
本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り
2000年から現在まで20年以上、英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら沢山の英語に関する質問に答えてきました。その経験をコツコツと書いていきますのでよろしくお願いします。
何を勉強すればいいか?
英語(英会話)の勉強の相談されると、よく出る質問は
「何を勉強すればいい?」
正直言うと、教師の私はいつもこれの返事が困っている。
それぞれのレッスンにはそれぞれの大切さと役立ちがあって、「このところは勉強しなくていい」などはやっぱり言えないな。
しかしちょっと質問を変えて、
たとえば「何を忘れたらいけないか?」、それなら答えられるよね。
その答えはもちろん本人のレベル(初級や中級など)によって異なりますので、レベル分けで行きましょう。
まずは入門の方から:
入門の方は何を忘れたらいけないか?①
答えは、
言葉の順番です。
たとえば:
I ate fish.
これなら簡単でしょう?
すぐに「私は魚を食べました」で通じますよね。
しかしもうそこまで出来ているなら、この文章は一つの意味として暗記するだけじゃなくて、部分的に理解しましょう。
よくみると、英語(英会話)に訳すと日本語の「は」と「を」が消えてしまうね。
なぜなら、英語(英会話)では言葉の順番で「~は」と「~を」が通じます。
なので、この文章を部分的で理解しようと:
(主語)(動詞)(目的語)
になっております。
英語(英会話)なら、この順番じゃなきゃいけないなんだ。
まぁまぁそういう細かいところはいいだろう?
いけないといっても
会話はテストみたいな点付けのもんじゃないし…
と思っている人もいると思うけど、これをしっかり考えましょう。
日本語を話すと、「は」と「を」を正しく使わないと通じなくなってしまいますよね?
たとえば「私を魚は食べた」を言えばおかしいだろう?
おかしいといっても、そんなわけがないのでそう言われても相手が「私は魚を食べた」と言いたいぐらいは分かるだろう!
それはそうかもしれないが、もしこれなら?
①「私は友達を助けた」
②「私を友達は助けた」
両方はありうるでしょう?
正しく使わないと言いたいことが通じないよね。
英語(英会話)は同じく
「I helped my friend」と「My friend helped me」は両方ありうるので使い分け方、つまり言葉の順番を忘れたらいけない。
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