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ウキヨエまとめ1年分(2018夏-2019夏)

ニンジャスレイヤーのファンアート(ウキヨエ)をtwitterに上げ始めてから1年経つので、ハッシュタグ「#ウキヨエ」をつけて投稿した絵をまとめました。ちょっとした解説つきです。

「ベリアル・アンダーカバー」を受けて描いたホローポイント=サンとディアボリカちゃん。初めて読んだニンジャが「キリング・フィールド・サップーケイ」だったこともあり、サップーケイ使いは全員ものすごく好きです。有角の女性の怨霊という情報から能の「道成寺」しか連想できなくなったため、ディアボリカちゃんの外見はかなり「道成寺」後シテ装束に寄せています。

「フリージング・フジサン」#6を膝に受けて描いたサツガイ=サン。目の色は真鍮色と宇宙めいた藍色の間をランダムに行ったり来たりしているイメージです。受肉後なので顔はブラスハート=サンのものという設定ですね。このときは今後末長くサツガイ=サンを描くことになると思っておらず、考えなしに顔を作ったので後から特徴把握に苦労しました。いやまさか「自我に意味はない」らへんで眉間にハッポースリケン突き刺さった直後に「アルター・オブ・マッポーカリプス」みたいな過剰供給が来るとは、あの12月は一体、サ、サツガイ=サン…………

「アルター・オブ・マッポーカリプス」エピローグのヘラルド=サン。顔面損壊は片方の口角が上がらない様子とか左右ばらばらの方を向く目とかに旨味の核があることですね?この辺りからのヘラルド=サンは正ライバル感がすごいと同時にサツガイ=サンの次期依代にされそう感まで出てきてしまい、数多のニンジャの中でも特に今後が楽しみです。


お正月コンのディアボリカちゃん。めでたいので「翁(式三番)」です。エセ和風アトモスフィアを出すには線より色をそれっぽくした方が速いので、こういうのはだいたい過去の事例(出かけ先で見たいろんな仏像とか絵とか)の色を思い出しながら描くことになります。

シトカの冷えた海辺を描きたくなった結果、いつのまにかサツガイ=サンがいました。サツガイ=サンは黄色の印象が強いため補色の青/紫系をぶつける機会が非常に多いです。この絵の場合は主役が低彩度の青、差し色が目とかスマホ画面とかですね。ところで私は他人の視線を感じてスマホ画面を口元に伏せる動作がとても好きです。

突如描きたくなったキュア様。線と帽子とドレスと靴は全部1枚のレイヤーで、そのレイヤー内に紫がかったグレーで描き込んでいます。「乳めいて白い髪」という表現が肌と髪のあわいをぼかすようで素敵だと思ったため、肌と髪は同じ色を固有色にして影だけで塗り分けました。色が少ないとレイヤーを減らせるのがいいですね。

「クルセイド・ワラキア」twitter再放送と2月2日に合わせたツインテイルズ=ニャン。このころカワイイなツインテイルズ=ニャンがたくさんtwitter界を飛び回っており、とても楽しかった記憶があります。イマジナリ多様性を守りたいので正攻法(ツインテあるいは猫又しっぽ)は避け、垂れ耳っぽい髪と毛質が違う2つのしっぽアクセサリーでちょっと定石を外しました。

同じく「クルセイド・ワラキア」再放送に合わせたレッドドラゴン=サン。ルーマニアはアカシア蜂蜜が名高いらしいのでアカシアの葉を背面に置き、若干しつこい位の十字(額の紋章と鎧と背景)で東欧キリスト教圏の砦らしさをアピールしました。心なしかミュシャ風に見えなくもない気がする光背状の背景も、ミュシャのスラブ推しを踏まえて寄せた結果です。線画を1枚のレイヤーにまとめなければ気が済まない性分なので殿も背景も1枚に描いていますが、色分けの段階で己の愚かさを心から呪いました。いろいろと思い出深い一品です。

またも「クルセイド・ワラキア」から、殿の貴重な吸血シーンの直前です。これほど実況で大盛り上がりしたのは初めてというくらいTLのテンションが高く、すごかったです。絵自体も実況性を重視してかなりの時短仕上げでしたが、いくらなんでも荒かったので後からしれっと削除、再投稿しました。こちらは再投稿分です。

「ニンジャスレイヤー222」に間に合わなかった動くサツガイ=サン。グリッチノイズが似合いすぎなくらい似合いますね。受肉前(胸部に空洞があり顔は見えない)と受肉後(胸部に空洞はなく顔が見える)の要素を混線させると本編次元じゃないよ!と言い張りやすいことにこの頃気付きました。ただこの時は普通に素で間違えていました。でもサツガイ=サンが一定の姿なんてものを持つのかは怪しいし目が合ったように感じられるのはただ単に画面の前の我々がサツガイ=サンの虚像に踊らされて幻覚を見ているだけかもしれないし結局この世に確からしいことは何一つないんでミスは些事だったということにします。

エイプリルフールに寄せて、フィメール次元2周年記念のフィメールサツガイ=サン。フィメール次元のサツガイ=サンは「けらけら」と笑うことがnoteでのキャラ紹介により判明しているためつまりは和風美少女でしょう。無邪気かつ邪気たっぷりに笑いながらこちらの手を取って己の胸元をはだけさせてその奥の深淵に触れさせようとしてくる和風美少女。劇物では?

「プラグ・ザ・デモンズ・ハート」よりクエスター・ナル=サン。ほぼ実況の一部としての走り書きです。こういう苛烈なくらいの青は乾いた大地のオレンジと相性がいいので極めて便利です。ナル=サンは超越者ゆえの天然を惜しみなく発揮してくれるのが大変カワイイですね。というかまさか胸部に空洞を持つふわふわした言動のチート級超越存在が複数出てくるとは思っておらず……

「エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ」での再登場を受けてフィルギア。毎回女子キャラに匹敵するビジュアル情報量を引っ提げてくるため描きやすくもあり、遊びどころが難しくもあり、絶妙なポジションにいると思います。胸骨の浮き具合に心血を注ぎました。

とにかく和室が描きたくなった結果、いつのまにか受肉前のサツガイ=サンがいました。でかめの祖霊舎のような曖昧な構造物は当初2バージョンとも木造のつもりでしたが、途中気まぐれに紅白で塗ったら胡粉のような白が偶然出せたので突っ切りました。両サイドの真榊はふつう剣、鏡、勾玉を掛けるものですが今回はニンジャなのでヌンチャク、メンポ、ブレーサーの入った袋を掛けているつもりです。キャプションにも書きましたが4部シーズン1のサツガイ=サンは色が分からないので、シーズン2終盤での砂色上衣にこだわらず色んなカラーリングの受肉前サツガイ=サンが増えたらうれしいです。というか別にサツガイ=サンがコトブキちゃん並みの衣装持ちで毎話イメチェンしてても法律には触れないわけで、つまり機運ですね?はい。

「スズメバチの黄色」ウキヨエコンの羅刹374ちゃんです。アニメ塗り的なことはあまりやらない上に銃も描いたことが無かったのでヨレヨレになりながらの手探りお絵かきでしたが、ありがたいことに賞をいただきDHP富豪になってしまいました。電子札束風呂をしました。いい思い出です。

何かしらのTCGに「逆噴射のヘルカイト」なるカードがあると知り、ヘルカイト=サンが某先生と合体事故を起こしました。カイトのショドーは「凧の可能性」「囲んで棒で叩く」です。重金属酸性雨に慣れた若いネオサイタマ人のヘルカイト=サンをメキシコの大地に配置すると得も言われぬ放鳥感がありますね。

8月13日はヤイミの日であると聞き及んだためキュア様を描きました。こういう日付ネタは大好きですが、いかんせん当日の夕方以降に気づく例が多すぎていつも未完状態で投稿せざるを得なくなります。この絵も未完ですが投稿したら気力が切れてしまい、無念のそのままです。

「フリージング・フジサン」#5での受肉後サツガイ=サン。オールバックと黒金白メッシュと黒コートは趣味ですが、テレビに肘を載せているのとワインは本編準拠です。表情を作ると頬がキュッと持ち上がって下瞼が狭まりやすい人は結構いますが、自作イマジナリのブラスハート=サン(と受肉後サツガイ=サン)はかなり顕著なそれです。故ブラスハート=サンはビジネスマンらしいポーカーフェイスが多いゆえにほぼいつも三白眼だった一方、サツガイ=サンはいつも笑っているせいで素が三白眼であることに気付かれにくい、そういうイメージがあります。シーズン2序盤~中盤でのサツガイ=サンは表情描写と目の色の描写が何度も盛り込まれており、顔描く機運がとてつもないですね。つまりはいろんな顔立ちのサツガイ=サンが多重次元に観測されるというわけで、すごい。

とにかく夏の絵が描きたくなり、コトブキちゃんのカラーリングが持つ圧倒的夏の力につられました。光が強すぎて固有色がちょっと飛んでおり、オレンジの髪が光源側だけ金に見えるのが我ながらなかなか上手くいったと思います。

「デス・フロム・アバブ・UCA」のマスラダくんとコトブキちゃん。オレンジの髪に画面が引っ張られすぎたので影色として青みのグレーを足しています。連れには見えないということで、マスラダくんはカフェには滅多にいなさそうな服にしました。

このまとめを作っていたら描きたくなったディアボリカちゃんです。前より色が洒落ててちょっと安心しました。趣味の進歩楽しいですね。

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