所謂「みんなが大好き◯◯ちゃん(orくん)」 的な存在は、全世界、ありとあらゆるコミュニティに必ず存在する法則でもあるのか。 そんな風に思える程、私の人生には常に彼女ら(彼ら)の存在があったような気がする。 常に輪の中心で笑っている、成績が良くて、運動が出来て、可愛くて、かっこよくて、優しくて。キラキラしている。 彼女(彼)が言うなら、そうなのだ。 そうでなくとも、そうなのだ。そんな風に思わされてしまうようなパワーと魅力を持った存在が、私の小さく区切られたちっぽけな世
私は私がめんどくさい。 こんな風に思うようになったのはいつからだろう。別にいつからだろうと、どうだっていいのに考え込んだりしている。まさに今、私は私がめんどくさい。 どこまで考えても、答えなんて私の中にしかない事くらい、始めからわかっているのに、うだうだと考えたがる。思い悩みたがる。そうして一頻り、自分の底に落ちて行った後、苦しくなって息絶え絶えに浮上する。それの繰り返し。 でも実はその「底」、たいして深い訳ではないかもしれない。そして苦しかったと思い込んでいるだけで、
