KAWAIIウォーズ歌詞深読み選手権
好きなところと気になったところ抜粋でいきます。
・「自分のギフテッドが剣」について
この曲、もちろんお人形が主人公でお人形をテーマにした曲でもあるんだけど、リアルの職業アイドルが主人公でアイドルの実情を歌った歌とも解釈できると思うんですよね。
でもそう解釈すると「ギフテッドが剣」って歌詞がどうにもひっかかって。
「ギフテッド」って与えられた才能とか生まれ持った性質みたいな意味があると思うんですけど、そうなると、生まれ持った才能以外にも美容やスキルといった努力で変えられる要素とかも武器になってくるはずなのに、与えられたものだけが剣(彼女たちの武器)なのか??って言う疑問が湧いてくる。
そこを考えるとこれってやっぱり生きてる人間じゃなくて生きてない人形、もしくはゲーム内の彼女たちの歌なんだなぁって痛感するんですよね。
人形やゲーム内の彼女たちって自分でどうにか努力するってことができないんです。
公式やファンに与えられた、例えばストーリーや設定や見た目が全てで、そこから何かを自分で変えることができない。まさに自分の意志のない人形なんだなと思います。
まぁ作者の人そこまで考えてないかもですし二番にそれっぽい歌詞が出てくるかもなんですけど。
・KAWAIIは強い、つまりKAWAIIはかわいい
この歌詞ってIQ低いように見えて実はめちゃめちゃ深いことを言ってるんじゃないかと思うんですよね…
特に菊地真がこの曲を歌ってるってことを前提に解釈してるんですけど、
菊地真が目指す「かわいい」女の子像、アイドル像って、ちょっと世の中の「かわいい」とズレてるというか、世の中の需要とズレてるというか、そんな描写が多いじゃないですか。
もちろんもしかしたらそう言う部分もあると思うんですけど、でも私は菊地真の想像する「かわいい」像を肯定したいしどちらかといえば好きなんですよね。
だから、なんだかこの歌詞は真さんの思う「かわいい」を「かわいい」と認めてくれてるみたいで凄く好きなんです。
何をかわいいと思うかは人それぞれで、人それぞれの可愛さに力がある。人それぞれの可愛さがかわいいのだと肯定されてるような気持ちになります。
あとかわいいって強さと対極みたいな扱いされること多いけど、かわいいもやっぱり他人を魅力する力なんですよね。
真さんはかわいくて強い子だと信じているので、そんな真さんがこの歌詞を歌ってくれたことが凄く嬉しいです。この曲菊地真のテーマソングなんじゃね???(全曲言ってる)
ちなみに、真さんの「KAWAIIはずるい」の「ずるい」の歌い方も好きです。
・君のフェティシズムのまま
いつもフェチと言うフェチを全力でぶつけてマジでごめんなんだけどそれを許してくれるんですか??ってなります これからもフェチをぶつけるぞ???
・あたしたちの愛のベクトルは
ここ、「あたし」じゃなくて「あたしたち」なんだって。まぁ文字数的な問題なのかもしれないけど、単数形じゃなくて複数系にすることで、より大量生産のお人形が一人の人間を愛すよう仕向けられてる感ありますよね。これゲーム内の彼女たちを表してると考えるとゾクゾクします。自分だけじゃなくて他の子もユーザーを愛してるとわかっていて、それでもそうプログラムされてると。せつねえ。
・小さなボディでもパワー全開
真さんのこと王子様とかかっこいいとか言われる割にはちっこくて足も小さくてかわいい♡♡って思ってるんですけど真さんってほんとに小さなボディでもパワーに溢れててそこが好きだなって思えますよね。
・君のわがまま叶えるよ
いや……ほんとに……いつもわがままばっかりでごめん……いいの?ほんとに?愛してるよ………(崩壊)
・プラスチックの胸の鼓動トクトクほら聞こえるでしょ?
聞こえるーーーーーー!!!!!!!
菊地真が生きてるううう!!!!!
菊地真生きてるよ教の信者を救う一説だと思います。
どう考えても幻聴なんだけど聞こえるでしょと聞かれたら聞こえると答えるしかないのでヨシ。
・恋するって素敵ねダーリン
そうだねマイスイートハニー……
好きすぎて後半歌詞解釈というよりただの感想というか叫びになってしまいましたね……。
とにかくこの曲の「俺の脳に直接語りかけてくる」感じが凄く好きなのかもしれません。Ꮲドルの曲ではないけど俺まこの曲なのかも。そう考えると俺まこ派の俺に刺さるのもさもありなんという感じです。
歌詞はもちろん歌い方も振り付けも普通に好きです。フルが楽しみ。できれば菊地真ソロが欲しいです。言い値で買おう。
まこトークを全部聞けてないので、聞いたら、あとはフルが来たらまた違う感想が生まれてくるかもしれないのでそしたらまた書きます。