見出し画像

【ビジネス書解説】 「心をつかむ文章術 無敵の法則」

こんにちは。
今回は、奥野宣之さんの「心をつかむ文章術 無敵の法則」について解説していきます。

はじめに

優秀なビジネスパーソンになるうえで、文章力は非常に大切な力です。
一発で人の心を掴み、内容がわかりやすい。だから最後まで集中して読んでもらえる。
そんな文章を書くことができれば、企画書や提案書の作成が得意になります。
プレゼンの補足資料が、クライアントの心を惹きつけ、他社を圧倒できる強力な武器になります。
ただ、文章力を鍛えることは簡単ではないです。
どれだけ多くの文章を書いたとしても、正しい型を知らなければ文章力が向上することはないです。
人の心を掴 む文章には型があります。
内容が伝わりやすい文章にも型があります。そのため、まずは心を掴む文章。
そして、伝わりやすい文章の正しい型を学んでください。
そのうえで、数をこなして熟練度を高めてください。

今回の記事では、内容がわかりやすく、簡単に人の心を掴む書く技術を9個解説していきます。
文章の正しい型を理解して仕事に活かしてください。
今回の記事を観て参考になった。面白いと思った人は、いいねやコメントを是非お願いします。

Youtubeでも解説していますので、ぜひこちらもご覧になってください。


具体的なアクションプラン

【1個目】 とにかく言い切る 

何かを伝える文章を書く時、まずはじめに考えるべきは「どの様に読み始めてもらうか」です。
あなたの企画書や提案書、長文になったメールなど、最初の数行 の内容次第では、少し面倒だと感じ、後回しにされてしまうことがあります。
そうなると、その後の仕事に支障が生じてしまいます。
だから、文章を書く人は真剣に考えなければいけないです。
 
 文章を目にした人が、自然と読み勧めてしまう。
そんな文章を書くにはどうすればいいのかを。
言い換えれば、文章の冒頭で、この文章は読む価値がありそうだ。
と思わせる様な文章のツヤを出すための工夫が必要です。
文章のツヤを出す方法はいくつかの方法があります。
その中で、誰にでも簡単にできる方法は、 とにかく断言して書くことです。
企画書の冒頭の文章は、「近頃、一人焼肉客が増えている気がする。」や、「近頃、一人焼肉客が増えていると感じられる」という言い回しよりも、「近頃、一人 焼肉客が増えている」という言い回しで書かれている方が文章のツヤが出ます。 
そんなに断言するほどの根拠がないという人もいますが、まずは機械的に断言して書き始める意識を持ってください。
断言して書き始めたら、最終的には自然と断言しても問題ないと感じられる根拠が出てきて辻褄の合う文章が出来上が ります。
日本人は、断言することを避ける癖を持った人が多いです。
言い方を変えると、断言するべき場所でも、断言することを避けてしまう人が多いです。その理由は、断言したら偉そうだと思われるかもしれない。
断言して間違えていたら恥ずかしい。
などの逃げの感情です。
これからは断言から逃げないでください。 
断定的な言い切り表現を使った文章にはツヤが出ます。
ひとつひとつの文章が自然と短くなり、テンポがよくなります。
是非、断定する勇気を持ってください。


【2個目】 人称を工夫する

文章の書き手と読み手には、心理的な距離感があります。その距離感を詰めるには、文章の内容に加えて、人称(にんしょう)の使い方も大切です。
例えば、自分自身を指し示す一人称(いちにんしょう)が、「僕」なのか「私」なのかで、文章の空気は大きく変わります。
きちんとしたビジネス文書であれば、 「私」を選んでください。 
ただ、メールや社内文書なら「僕」を選択肢に入れても問題ないでます。
他にも、 自身の会社のことを指し示す際、基本的なビジネス文書であれば「弊社」を使い ます。
ただ、風通しの良い社風を打ち出したいベンチャー企業であれば、状況によっては「僕たち」「私たち」を使う方がいい場合もあります。
人称(にんしょう)次第で、その文章の空気は決まります。
そして、読み手が期待していた空気感と、 実際の文章の空気感は同じにしなければいけないです。
もし、読み手の期待と実際の文章の空気が違えば、読み手はその文章に対して心理的な隔たりを感じてしまいます。
共通の趣味なども多く、親しくなった取引先の担当者から、あまりにも堅苦しく業務的なメールが来たとしたらどうでしょうか?
人称選びのポイントは、読み手の期待です。あなたの文章に対して、読み手はどの様な空気感を期待しているのか考えて、人称(にんしょう)を工夫してください。


【3個目】 読み手の負担に配慮する 

日本人の大半は、文章を読むことに苦手意識を持っていたり、何らかの障害を抱えています。
日本人は知っての通り高齢社会です。
総務省の人口推計調査によると、2021年時点で、日本の総人口の29%が65歳以上となっています。
65歳以上の方は、老眼をはじめ、文章を読むと目が疲れる。
細かな文字に集中するのが辛い。
など、文章を読むことに難を感じる人が非常に多くいます。
65歳未満の人も、40代後半頃になると老眼が出始める人が増え、文章を読むことに難を感じる人が多いです。
老眼ではない人も、視力低下やドライアイ、目の疲れ、活字離れによる読めない漢字や分かりにくい言い回しなど、様々な理由で 文章を嫌う人が多くいます。
あなたが文章を書く時は、文章の読み手がこの様な難を抱えている可能性があると考えてください。
そして、読み手の負担に配慮して、可能な限り読みやすい文章に仕上げてください。
読みやすい文章に仕上げるには、レイアウトや活字の大きさに加えて、小学生でもわかる文章を目標に書くといいです。
さすがに小学生でもわかるというのは レベルを下げすぎだと言う人もいます。
ただ、実際には小学生にもわかることを目標にしなければ、読み手に優しい文章を書くことはできないです。
これでも伝わるだろうか?と感じたら、相手が小学生でも理解できるのかを基準にして考え てください。
文章が難しくて困る人はいます。
ただ、文章が優しすぎて困る人はいないです。
書きたいことを書いた文章ではなく、読み手に配慮した読みやすい文章がいい文章だと考えてください。


【4個目】 これからナビゲーション 

飽きずに最後まで読んでもらえる文章は、読み手をのせるのが上手な文章です。
文章を読み始めてくれた人が、そのまま心地よく読み続けてくれるように細心の注意を払って文章を書いてください。
そして、長い文章を最後まで読んでもらう方法としては「ナビゲーションとしての情報」が非常に有効です。
車の運転で、カーナビがないと不安で運転に集中できないという人がいます。
あとどれくらいで目的地につくのだろうか。いまはどの車線を走っていればいいのだろうか。
などの不安を感じると、目の前のことに集中できなくなります。
そしてこれは文章を読む時も同じです。
文章を読み始めたとき、この文章は、読み終わるまでどれくらいかかるのか?
何についてどのような構成で書かれているのか? 
この様な疑問が頭をよぎった瞬間に、文章読解に集中できなくなる人がいます。 
そのため文章にもナビゲーションを入れ込む様にしてください。
文章のナビゲーションは、最終目的地だけではなく、通過地点ナビゲーションを入れることが大切です。 
企画書や提案書、プレゼン資料などでは、冒頭に趣旨、意図、狙いなどが書かれていることは多いです。
ただ、通過地点ナビゲーションが入っていない文章が たくさんあります。
カーナビで目的地は示されていても、途中の道案内がなければ運転に集中することができないです。
文章も同じで、目的地を示されても、通過地点ナビゲーションがなければ文章読解に集中できないです。
そのため、冒頭で行う目的地の案内に加えて通過地点ナビゲーションを心がけてください。
通過地点ナビゲーションは、「◯◯については以上です。」「ではここからは、◯◯ についての内容です。」などの簡単なもので大丈夫です。
細かなことではありますが効果は絶大です。通過地点ナビゲーションを意識して文章を書いてください。


【5個目】 「実感」と「共感」 

人間はどこまでいっても理屈よりも感情で物事を判断する生き物です。
どんなに綺麗な言葉で取り繕っても、感情が動かない文章は読みづらいです。
どれだけごもっともな理屈を並べても、現実味のない文章は最後まで読む気にならないで す。
そのため、最後まで読んでもらえる文章を書くには「実感」と「共感」が必要だと考えてください。
ジャーナリストや小説家は、現場取材によく行きます。
その理由は、文章に実感が欲しいからです。本やインターネットでは手に入らない様な、自分の五感で感 じた情報を文章に入れ込んで書く。
そうすることで、文章に実感とツヤを与えています。
さらに、実感に加えて、「あー、それわかる、わかる」という共感がある文章は、読み手をさらに惹きつけます。
ジャーナリストや小説家は、文章の中に人の 感情を描写しながら文章を書き上げます。
事実を羅列しただけの文章では読み手の心を揺さぶれないです。
ジャーナリストや小説家も、自分の文章を最後まで 読んでもらう工夫として「実感」と「共感」を活用しているということです。
そしてこの「実感」と「共感」は、ビジネス文書でも必要不可欠な要素です。
事実や正論を羅列しただけの文章で読み手の心を揺さぶれないです。
だから最後まで読んでもらえないことが多いです。
あなたが文章を書くときは「実感」と「共感」 を意識して、読み手の感情を揺さぶる文章を意識してください。
実感を生み出すには、自分が体験したことや、身近なできごとを入れ込んで文章を書き上げることが大切です。
共感を生み出すには、よく見聞きすることや、多くの人が体験していることを入れ込んで文章を書き上げることが大切です。


【6個目】 「意外性」で抑揚をつける

いい文章にはリズムがあります。
俳句でお馴染みの七五調も含め、短くて歯切れのいい文章は読んでいて気持ちがいいです。
間違いなく、一文が短いことは、 読みやすい文章の条件の1つです。
ただ、短い文章を積み上げていけば、全体を通していい文章になるかというと、それは別の話です。
文章のリズムが単調になると、読み手の感情が一定になり、読みやすいけどつまらない。という文章に なってしまいます。
なので、本当の意味での読みやすい文章には、読み手の感情を揺さぶる意外性が大切です。
文章に意外性を入れる方法として特に有効なのは、文章の長さ、接続詞、文末 の3つです。
短文が繰り返される中に長文があると、読み手は今までとは違うリズムに意外性を感じます。
「つまり」や「だから」という接続詞は、単調なリズムに 変化を与え意外性を演出します。
文末が「である」「なのだ」の様な少し強めの断定や、名詞で終わる体言止め(たいげんどめ)も、リズムに変化を与え、意外性 を演出します。
この様な、文章の長さ、接続詞や文末での意外性の演出は、読み手の心を揺さぶり意識を集中させることができます。 
作った文章を自分で読み返す時は、意外性、感情の揺れ動きが組み込まれているか意識しながら確認をしてください。
文章の中に意外性を演出することは、 読み手を飽きさせない最高の方法です。


【7個目】 「緊張」と「緩和」 

緊張と緩和とは、落語家の桂枝雀(かつらしじゃく)さんが、笑いが起こるメカニズ ムとして語っていた言葉です。
そしてビジネス文書においても、適度な緊張と緩和による笑いは必要です。
ビジネス文書では、社会マナーに沿ったテンプレート的な文章が多いです。
そのせいで、リズムは単調になり、言葉や内容の堅苦しさから緊張を感じることが多いです。
その中で適度な笑いと緩和を演出できる文章 は、確実に相手の心を掴みます。
 
 ただ、あくまでもビジネス文書での「緩和」や「笑い」は、無駄な世間話ではないで す。取引先の担当者からメールが届き、追伸が書いてある。
その内容が、「私事 (わたくしごと)ですが、最近は近所の野良猫と遊ぶことに夢中です。」と書いてある。
こんなメールを受け取ったら、読み手は確実にドン引きです。
ここで言っている、緩和や笑いは、本当の近況報告やギャグを入れ込んだ文章を書いてくださいということではないです。
ビジネス文書は固くなりがちだけど、余計なプレッシャーは感じないで欲しい。
この様な相手に対する配慮が読み取れる文章を書くことです。
「緩和」や「笑い」を入れ込んだ文章は、読み手と自分の関係性やTPOに応じて考えるしかないので難しいと思います。
ただ、難しいからこそ、それができればあなたの文章は読み手の心を確実に掴めます。
是非、ビジネス文書にも、緊張と緩和。
そしてあなたの配慮で読み手が笑顔になる様な文章を意識してください。


【8個目】 「具体性」で説得力を高める 

企画書や提案書、プレゼン資料など、その文章を読んでもらう目的が「説得」であれば文章の具体性を意識してください。
文章の具体性は説得力を生み出します。
例えば、あるビジネス書の紹介をする時に、この本はビジネスパーソン必見の内容です。という本の紹介よりも、この本は30代の営業職の人が読むべき内容です。
特にBtoBの法人営業の方は、決済者がうなる程の提案スキルを身につけられます。
という本の紹介の方が、説得力が増します。さらに、特に決済者が好む投資対効果の伝え方は新しい切り口で学びになります。
決済者が決断できかねている状況で、どのようにあとひと押しの情報を出せばいいのか。という内容 は、目からウロコです。
という感じで、具体性は増せば増すほど、説得力が高まります。
改めてお伝えしますが、文章の具体性は説得力に直結します。
なので、 説得を目的とした文章では、とにかく具体性を意識してください。
 
 ちなみに、具体的な文章を書くことは難しいことではないです。
具体的な文章 は、きれいな言葉で飾ろうとしなくていいです。
うまく整理する必要もないです。
とにかく「見たまま」「聞いたまま」「感じたまま」を自然に正確に書けばいいだけで す。
具体的な文章のトレーニングをやりたい人は、読んだ本、出会った人、食べたものなどを、抽象的な言葉を使わずに描写する。
これを意識しながら、人に伝えたりメモを書いたりするのがオススメです。
是非、試してみてください。


【9個目】 終わりよければすべてよし 

 一般的な文章テクニックの本には、文章の終わりは「余韻が残るように」「結論をはっきりさせるように」などと書いてあります。
ただ実際は、それだけでは不十分です。
文章の終わりは落ちた感覚が大切です。
読み手が、文章を最後まで読んで良かったと納得する。 
この落ちた感じを演出できる文章が最高の文章であり、最高の文章の終わり方です。
そのため、文章の終わり方は落ちた感じを演出するようにしてください。
文章の終わり方を上達させるには、まずオススメなのはコラムやエッセイを読み込むことがです。
自分の好きなコラムなどを、何度も読み込み、文章の終わり方 を肌感覚で覚えるといいです。
さらに、文章の終わりに入る言い回しを探してストックしておくことも、文章の終わらせ方を上達させるいい方法です。
例えば、「それではいまから締めに入ります」と直接的な文章を入れるのも悪くないです。
他にも、「さて」「さぁ」「というわけで」などの言葉を上手く活用するのもオススメで す。
「さて」などの言葉には、言葉としての意味はありませんが、文章のテンポを よくしていよいよラストという演出をすることが可能です。
是非、文章の終わり方を身につけて納得感の演出をできる様になってください。

 

 まとめ

それではまとめていきましょう。

【1個目】 とにかく言い切る 

文章の冒頭は、この文章は読む価値がありそうだ。と思わせる文章のツヤの出すことが大切です。
そして文章のツヤの出し方は、とにかく断言して書く方法がオススメです。
「近頃、一人焼肉客が増えている気がする。」や、「近頃、一人焼肉客が増えてい ると感じられる」という言い回しよりも、「近頃、一人焼肉客が増えている」という言い回しで書かれている方が文章のツヤが出ます。そして、ひとつひとつの文章が自然と短くなり、テンポがよくなります。


【2個目】 人称(にんしょう)を工夫する 

文章の書き手と読み手には、心理的な距離感があります。
その距離感を詰める には、文章の内容に加えて、人称(にんしょう)の使い方が大切です。
例えば、自分自身を指し示す一人称(いちにんしょう)が、「僕」なのか「私」なの かで、文章の空気は大きく変わります。
そして、読み手が期待していた空気感 と、実際の文章の空気感は同じにしなければいけないです。
もし、読み手の期待 と実際の文章の空気が違えば、読み手はその文章に対して心理的な隔たりを感じてしまいます。
あなたの文章に対して、読み手はどの様な空気感を期待しているのか考えて、人称を工夫してください。


【3個目】 読み手の負担に配慮する

日本人には、老眼、視力低下やドライアイ、目の疲れ、活字離れによる読めない 漢字や分かりにくい言い回しなど、様々な理由で文章を嫌う人が多くいます。
レイアウトや活字の大きさに加えて、小学生でもわかる文章を書くことを意識して、 読み手に優しい文章を書いてください。


【4個目】 これからナビゲーション 

「ナビゲーションとしての情報」は、長い文章を最後まで読んでもらう方法として非常に有効です。
この文章は、読み終わるまでどれくらいかかるのか?何についてどのような構成 で書かれているのか?
この様な疑問が頭をよぎった瞬間に、文章読解に集中できなくなる人がいます。
「◯◯については以上です。」「ではここからは、◯◯についての内容です。」などの簡単なもので構わないので、途中途中にナビゲーションを入れて文章を書いてください。


【5個目】 「実感」と「共感」 

人間はどこまでいっても理屈よりも感情で物事を判断する生き物です。
どんなに綺麗な言葉で取り繕っても、感情が動かない文章は読みづらいです。
そのため、 最後まで読んでもらえる文章を書くには「実感」と「共感」が必要だと考えてください。
実感を生み出すには、自分が体験したことや、身近なできごとを入れ込んで文 章を書き上げることが大切です。
共感を生み出すには、よく見聞きすることや、 多くの人が体験していることを入れ込んで文章を書き上げることが大切です。


【6個目】 「意外性」で抑揚をつける 

文章のリズムが単調になると、読み手の感情が一定になり、読みやすいけどつまらない。という文章になってしまいます。
そのため、文章の長さ、接続詞、文末の3つに変化をつける意識を持ってください。
文章の中に意外性を演出することは、読み手を飽きさせない最高の方法です。


【7個目】 「緊張」と「緩和」 

ビジネス文書では、社会人マナーに沿ったテンプレート的な文章が多いです。
そのせいで、リズムは単調になり、言葉や内容の堅苦しさから緊張を感じることが 多いです。
 そのため、ビジネス文書は固くなりがちだけど、余計なプレッシャーは感じないで欲しい。
この様な相手に対する配慮が読み取れる文章を書く意識を持ってください。
「緩和」や「笑い」を入れ込んだ文章は、読み手と自分の関係性やTPOに応じて考えるしかないので難しいと思います。
ただ、難しいからこそ、それができればあなたの文章は読み手の心を確実に掴めます。


【8個目】 「具体性」で説得力を高める 

文章の具体性は説得力を生み出します。
きれいな言葉で飾ろうとしなくていいです。
うまく整理する必要もないです。
とにかく「見たまま」「聞いたまま」「感じたま ま」を自然に正確に書けばいいです。それだけであなたの文章の具体性は増し、説得力が高まります。
具体的な文章のトレーニングをやりたい人は、読んだ本、出会った人、食べたも のなどを、抽象的な言葉を使わずに描写することを習慣化するといいです。


【9個目】 終わりよければすべてよし 

文章の終わりは落ちた感覚が大切です。
読み手が、文章を最後まで読んで良かったと納得する。
この落ちた感じを演出できる文章が最高の文章であり、最高 の文章の終わり方です。
   文章の終わり方を上達させるには、まずオススメなのはコラムやエッセイを読み 込むこと。
そして、文章の終わりに入る言い回しを探してストックしておくことがオススメです。
例えば、「それではいまから締めに入ります」と直接的な文章を入れるのも悪くな いです。 
他にも、「さて」「さぁ」「というわけで」などの言葉を上手く活用するのもオススメで す。
「さて」などの言葉には、言葉としての意味はありませんが、文章のテンポを よくしていよいよラストという演出をすることが可能です。


解説は以上です。
心を掴む文章の型をもっと知りたいという人は、是非1度、本を読んでみてください。
今回の記事が役にたった。面白かったという人は、いいねコメントを是非お願いします。

Youtubeでもお金に関すること、メンタルに関することなど、日々の生活に役立つお話を『毎日』投稿しています!
お時間があればぜひご覧ください!

またこちらの本が気になった方は、ぜひご購入して読んでみてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?