
国境を超えて兼業フルリモートに挑戦!【きっかけはYOUTRUST】PR/事業開発・大塚早葉さん
YOUTRUSTがきっかけで、キャリアに変化があったYOUTRUSTユーザーに焦点をあてた連載第4弾!今回は、YOUTRUSTで見つけた企業のほか複数社を兼業しながら、香港でフリーランスとして働く大塚さんに、お話を伺いました。
大塚 早葉さん(franky株式会社)
PR、事業開発
2020年9月末から夫と息子(3歳)と共に香港へ移住し、現在はfranky株式会社をはじめとした3社にフリーランスとして関わる。以前は、丸紅(海外営業)・Wantedly(BizDev)・メルカリ(PR)と様々な業界・職種での経験を積む。frankyではアジア進出をサポートする事業開発に取り組んでいる。
共通の信頼できる友人がいたから踏み出せたYOUTRUSTの出会い
――大塚さんは、YOUTRUST経由でfranky株式会社(以下、franky)での兼業が決まったそうですね。どういったきっかけでその会社に決めたのですか?
きっかけは昨年11月にfranky代表の赤坂から送られてきた、一通のスカウトメールでした。私はnoteを使って、自分の得意なことや、これまでやってきた仕事についてまとめて発信していたのですが、「香港に移住する」という内容の記事を赤坂さんが読んでくれて。
その頃、ちょうどfrankyではアジア進出をサポートするポジションを募集していたので過去の商社での経験と、メルカリやWantedlyで働いていたというテック業界独自の親和性もあってスキルが活かせそうという理由から、スカウトメールを送ってくれたようです。
今まで一度もお会いしたことはなかったのですが、赤坂は私の存在を前から知っててくださっていたようでした。私もWantedlyで働いてた時から赤坂のことを知っていましたし、メッセージを貰ったときはとても嬉しかったのを覚えています。
――会ったことがないのに、フルリモートで、ましてや海外からということに不安はありませんでしたか。
直接会ったことはなくても共通の信頼できる友人がいましたし、ZOOMでのコミュニケーションを通して、人柄や雰囲気は直接会わずとも感じ取れていたのであまり不安はありませんでした。
コロナの影響で、一年前からオンラインでのコミュニケーションを通して、関係性を築くのにも慣れてきていたというのもあるかもしれません。赤坂さんのメッセージからも、なぜ私に声をかけてくれたのかが明確で、自分のバックグラウンドやスキルを活かせるのではと思ったため、数回の面談を経て翌年(2021年)1月から業務委託として関わることを決めました。
frankyに入社してからもメンバーとはまだ会ったことがありません。もちろん直接会えるのがベストだと思いますが(frankyの社員犬のTwitterなど、見るたびに「あぁ...オフィスに行きたい!」と思っています。)コロナ禍でなかなか日本との行き来もできないため、オンライン上でコミュニケーションがメインになっています。
全社員が集まる会では、オンラインだと何も発言をしないと、特に存在価値がなくなってしまうと思うので、なるべく思ったことは声にだすことは特に意識していることです。
とはいえ、会議では対面する人が日本以外にいることも多く、毎回オンラインで実施するため海外であっても問題なく働けています。
これまでのスキルや経験がすべてつながって今のキャリアがある
――ちなみに今までのどのようなご経験があって、スキルが活かせると感じましたか。
過去に商社の化学品部門で、半導体関連商材を台湾、アメリカ、シンガポールなどに輸入するという仕事をしており、そこでの英語や中国語での実務経験が活かせるのではないかと思いました。さらに、自分にとって一番肌に合うスタートアップ業界で働くことでより高いバリューを発揮できるのではないかと考えたんです。
また、ちょうど赤坂から連絡をいただいたとき、香港に移住し今後新たに何をやっていこうか考えていた時期で、その中の一つに、自分でブランドを作りたいというのがあって。frankyでブランドをゼロから立ち上げている人の話を聞き、今までのスキルを活かしつつ、将来の糧になりそうな新しいことにトライできると感じました。
――現在3社で兼業していると伺っていますが、これまでにも副業経験はありましたか。
はい、過去にも副業は少しだけしたことがあります。前職時代友人のスタートアップのPRなどスポットで手伝っていました。
香港に移住してきてからは、フリーランスとして日本の企業3社とリモートで契約しています。1社目はお話ししたfrankyでのサービスや事業のアジア進出サポート。2社目、3社目はともにPR業務に携わっています。
副業をやってみると、これまでの経験がつながっているという感覚があります。今になってあのときの知識が役立ってるなと思えることが嬉しいですね。
移住の苦労を乗り越え手に入れた、理想のワークライフバランス
――移住と同タイミングでフリーランスになって大変だったことや、やってよかったと思うことはなんですか。
香港に渡航後、コロナの影響による隔離生活だったり、やっと入園できたと思った息子のスクールも、コロナの影響で数週間で休校になったり……と移住後2〜3ヶ月は生活基盤を整えるのにてんてこ舞いでした。
また、コロナの影響だけでなく、そもそも香港の生活はヘルパーさんありきで設計されていること(日本のように、保育園が8:00〜18:00まで子供を預かるなんてことはしていません!)がわかったため、早々にフルタイムで家事や育児をサポートしてくれるヘルパーさんを探しました。
おかげで、今は日本にいたときよりも自分の時間を持てるようになりました。空いた時間にムエタイを習ったり、中国語と英語を学びなおしたり、仕事以外の刺激も積極的に取り入れるようにしています。
プライベートが落ち着き仕事を開始した2021年1月には、個人事業主登録を香港で行いました。香港でフリーランスとして働いている先輩がいたので、個人事業主周りの手続きや年金についていろいろアドバイスをしてもらっています。
定期的なキャリアの棚卸しが思わぬチャンスを生み出す
――自分のスキルをきちんと可視化して発信することが新しいキャリアにつながると感じました。スキルの見える化や発信のために、意識していることはありますか。
前提として、いちばん大事なのは、きちんと所属している場所でバリューを発揮することです。やったことの嘘はつけないので。その上で、自分のやってきたことをnoteやYOUTRUST、SNSで発信しておくと、「やってきたことはこれです」「副業ではこんな経験があります」と伝えることができ、直接話さなくてもキャリアのチャンスが自然と増えてくるのでは、と思います。
今回がまさにそうでした!定期的にキャリアの棚卸しをして、noteやYOUTRUSTなどみんなに見てもらえるところにまとめておくのは、時間はかかりますが総合的には効率よく成果や機会に巡り会えるのでおすすめです。
――最後にYOUTRUSTを今後どんな人に勧めていきたいか、教えていただきたいです。
私自身「副業をしよう!」という強い気持ちで登録したわけではありませんでした。「友人の転職意欲が分かって、面白いサービスだよ」とメルカリ時代の同僚から言われ、気軽に始めてみたら声がかかったというタイプです。
YOUTRUSTは、副業を今すぐ始めたい人だけでなく「何か新しいことに挑戦したい」「面白いことがあったら情報を聞きたい」「自分のスキルが誰かの役に立つのだったらお手伝いしたい」という緩やかに副業に興味関心がある人も利用できるサービスだと思います。まずは気軽に登録してみると、思わぬチャンスが広がるかもしれません。
(取材:2021年3月)
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