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仕事と育児の両立に取り組んだ1年半を振り返ってみた

子どもを抱えながら仕事をしている風のいい写真が撮れたなぁと満足している小塩です。リフカムでプロダクトマネージャーをしています。

2020年に子どもが生まれた喜びで note を書きました。

ひとことで言うと、「会社の柔軟な勤務制度を利用して、働きながら育児参加してます」という内容です。

2020年度に厚労省が全国の6200余りの事業所を対象に行った調査では、男性の育児休業者割合が12.65%になりました。前年が7.48%なので5ポイント以上もあがりました。
リフカム社で見ると、(対象者が少ないので)男性の育休取得者割合は50%超で、会社においても、私の属する開発チームにおいても育休取得を推奨しています 💪

そんな中、私は育休を取らずに働きながら育児参加したので、その期間を振り返ってみました。

なぜ育休をとらなかったのか

私が育休を取得しなかったのは、私の職種特性に加え、リフカムにフルリモート / フルフレックス勤務制度があったから。これは、働く場所と時間の制約をなくすことで、働きやすさと生産性を上げる制度です。自由を得る代わりに成果が求められる働き方ですが、うまく活用すればイケると踏んでました。

イケるには訳がありました。それは出産後を見越して、妻と役割分担をしていたからです。

出産後の家庭でのやるべきことは育児と家事に大別されます。それらを細分化すると、母乳での授乳以外は両親のどちらもができることです。

とはいえ、初産です。初めての育児です。右も左もわからない中の育児が思い通りに行くはずがありません。夫婦で出した結論は、家事と育児の主担当を決めて役割分担すること。具体的には、妻から「家事」を剥がして、「育児」に専念できる状態にすることでした。

会社からは「育休取ってくださいね」と声かけしてもらっていましたが、出産予定日の1ヶ月前には、妻から料理や掃除を含む負担の大きい家事を剥がし、子どもを迎える体制をひとしきり整えられたので、取得しない選択ができました。

子どもの成長とともに働き方は変わってきた

子どもが生まれて3ヶ月後に書いた前回のnoteでは「出産前後で働き方は変わらなかった」と書きましたが、状況が変わってきました。子どもが1歳を過ぎて動き回るようになり、子どもを優先させる頻度が増えてきました。

私は大事な会議や打ち合わせのとき以外は、仕事部屋のドアを開放しています。子どもの声を聞こえやすくして、すぐに駆けつけるためでしたが、今では子どもが遊び場を求めてやってきて、開発メンバーとの会議や、私と上長の1on1に同席したりとやりたい放題です。

仕事中は気にかけておく程度だったのが、子どもと過ごす時間を確保しつつ仕事をやりきる働き方へと変わってきています。

子どもに合わせて動き方を変える

子どもを優先させるとはいえ、会議や打ち合わせを動かせません。妻とカレンダーを共有しているとはいえ、漏れや予定外の動きだってあります。なので、我が家では朝礼をはじめました。

今日やることと相談したいこと、空きそうな時間帯を毎朝話しています。が、「朝礼」という建て付けだからか、その瞬間だけ「業務感」がでてピリッとした雰囲気になります。

一方に育児負担がのしかからないようにするのが狙いですが、日ごとに働く時間と場所の調整が効くのがフルリモート / フルフレックスの良さです。我が家の場合は主に育児ですが、時間の使い方が個人に委ねられることで、選択肢が増えたのは間違いありません。

フルフレックスが馴染んだ理由

リフカムの開発メンバーがマルチワークしている、リモートワークに慣れている(私は入社時からずっとリモートワーク)といった理由に加え、「困りごとを言える環境」があると思っています。

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最近の私のSlackでの発言を振り返ると、困ったときに「困った」を言える雰囲気に助けられているなと再確認しました。他にも、「開発してて詰まったので誰か教えてください 😭」的なやりとりが自然発生しています。テキストコミュニケーションを中心に適度に会話する土台が制度浸透に一役買ったような気がします。

フルリモート / フルフレックスな勤務制度がなければ、育児と仕事を両立できず、多くを妻に任せ続けることになったと思います。
私は主に育児で柔軟な勤務制度の恩恵を受けていますが、それは多様な働き方が許容されているからです。

そんなリフカムでは、正社員を含め業務形態・働き方を問わず、エンジニアを積極募集中です。

興味がある方のご連絡をお待ちしてます  🙌

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