最近の記事

20240109

3週間ほど投稿が途絶えていたフォロワーさんがいて、年明け辺りからすこし気になっていたのだが、亡くなったという知らせを受けた 茫然としてしまった 5年ほどの交流だった 会ったことはないけど、下手に会ったことある人よりよっぽどいろいろSNS上で喋った 特に音楽について 小山卓治、サニーデイ・サービス、the pillows、Coldplay、Base Ball Bearとかの話 ビートルズ、あとジャズのおすすめもたくさん教えていただいた そういう教えてもらったたくさんの

    • 日記

      もう十年以上実父に会っていない。最後に会ったのは中一の夏だったと思う。PS3を買ってもらった。 そのとき実父は東急沿いの1人向けの賃貸に住んでいた。こじんまりとした部屋には雑貨屋に置いてあるようなオシャレな知恵の輪と、ペンギンのちいさな置物のようなものがあった。 その住まいの近くのトンカツ屋に連れて行ってもらい、トンカツを食べた。美味しかったが量があり、残した。赤いギンガムチェックのテーブルクロスが印象的で今でも覚えている。 会話は健康的に弾み、気まずくも悲しくもないピ

      • おもしろマンガ

        フォロワーに読んでほしいマンガ。随時追加していきたい 『ガラクタストリート』 山田穣(全3巻)・蘊蓄オタクが描いたジュブナイルマンガ、ド名作 『BLAME! 新装版』 弐瓶勉(全6巻)・世界一見開き/大ゴマの使い方がかっこいいマンガ ・セリフで全てを語らせないことで逆にキャラの背後にあるテキストを想起させ、魅力を感じさせるのが異常に巧い ・紙版流通無し、電書かメルカリ 高野文子の諸作品・カメラワーク(というか視点)と構図の発想がズバ抜けている。シンプルな線なのにすっ

        • 生活 感想

          8月 ウォン・カーウァイ『天使の涙 4K』BESTIA enhancedで観られてよかった。CMやアナウンスが終わり、スクリーンがビスタからスコープサイズに広がって映画本編が始まる瞬間が好き。額縁のない大きなシネスコの幕の中、気怠さと悲しみのあわいのような表情で煙草を吸うミシェル・リーの美しさは、家で観たときの比ではなかった。 劇中で流れる齊秦の「思慕的人」は、この夏の蒸し暑さとともに自分の記憶も閉じ込めた特別な曲になってしまった。 9月 一年以上観るのを中断していた

        20240109

          【未完】 ミスチル 日産 感想 

          未完というのはミスチルの曲名ではなく最後まで書き切らずに止めたという意味です。紛らわしくてすみません。書き終わってないですがもうやる気がないのでそのまま放流します。さようなら。 このリアルサウンドのレポート読んだ方がいいです 6/11 (土) この日のチケットは持ってなかったけど、仲良い遠距離フォロワーが初来日(産)するので、「じゃあ行くに決まってんだろ」となり会いに行った。日産スタジアムってこんな遠かったのか。遊んだ。恐ろしく楽しかった。これでも今年で一番喋った。雨が

          【未完】 ミスチル 日産 感想 

          カレークッタヨー

          grapevine in a lifetime presents another sky 2022/07/02 昭和女子大学 人見記念講堂 の感想を書きます。よろしくお願いします。恥ずかしくないものを書けるよう頑張ります。恥の多い生涯を今まさに送っています。 GRAPEVINEのライヴに行くのは去年のTempalayとの対バン以来なのでお久しぶりでした。今回のツアーが発表された当初は『another sky』というアルバムをしっかり聴き込んだことがなかったのと、会場のある

          カレークッタヨー

          最近

          映画『犬王』を観た。面白かった。色々あって琵琶法師になった主人公と呪われた容姿を持つ犬王が、今まで拾われてこなかった平家の亡霊の声を聞き、それを新しい物語として歌って民衆のスターとなっていくが…という話。 レビューや解説に「ロックオペラ」とか「Queen」などの形容が散見されるが、確かに割と思いっきりQueenオマージュしている(それだけじゃ無いけど)。そしてそれがかなりカッコよくて、平家物語の音楽として昇華されているのがすごいと思った。 主人公たちのパフォーマンスはド派

          最近

          シャニマス 4th 感想

          幕張メッセで行われた『THE IDOLM@STER SHINY COLORS 4thLIVE 空は澄み、今を越えて。』に行ってきました。こういうライブは初です。 でもその前に「幕張メッセ 国際展示場ホール」を東京国際展示場(ビッグサイト)と勘違いして、りんかい線の「国際展示場駅」に行くというあまりに初歩的でバカなミスをして精神的に疲れました。 寝不足で意識が朦朧としていたので、一向に車内にそれっぽい人が増えないことを不思議に思わず、改札を出て歩いているのがカップルしかいなか

          シャニマス 4th 感想

          ミスチル 感想

           うわ〜会いたかったよ〜と思いながら開演を迎えたら、尻尾をむちゃくちゃ振ってる犬が向こうから飛び出してきた。 OPNING小さい箱でもミスチル特有のライティングとか演出は健在だった。この時かかってた洋楽っぽい誰かの曲が結構良かった。そういう曲使うの新鮮 youthful daysyouthful daysでした。本当にありがとうございました。手拍子すごくて雰囲気いつもと違う曲に感じた 海にて、心は裸になりたがるもう終わるんか? この曲の時の桜井さんの動き、1人だけ早送り

          ミスチル 感想

          タイトル無し

           サブスクだと大体リリース日の0時から聴けるようになるから、深夜にみんなが同じアルバムを聴きながらツイートする実況タイムラインみたいなものができていることがたまにある。オンラインリリパ(リリパがなんなのかはよく知らない)みたいで面白いと思う。話題の新譜が集中している月は毎週のようにその光景が見られたりする。 毎日誰かしらが何かを共有し、それに対する反応も共有され…という連鎖が起こっているので、音楽に限らずさまざまな情報が常に垂れ流し状態。とてもじゃないが把握しきれない。でも

          タイトル無し

          P.S.

          ※唐突なネタバレを含みます※ 先日、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を観てきた。2回目。DOLBY CINEMAでの鑑賞。日本では、7箇所にしかないシアター。IMAXシアターも近所にあるし、自分はほんとうに運が良い。 Dolby Cinema™(ドルビーシネマ)は映像と音響のパワフルな技術に、卓越したシアターデザインが組み合わせられることにより、映画館を最高に魅力的なシネマ体験をお届けする空間へと変えます。 最先端の光学・映像処理技術を採用したドルビービジョ

          ナハトムジーク2020

           GRAPEVINEの秋ツアーに行ってきました。最初の神奈川と、千秋楽の中野サンプラザです。彼らのライブは今回が初めてでした。とても、素晴らしかったです。体調が良くなりました。ですので感想を書こうと思います。初めてな上にニワカなので大したことは書けません。なのに長くなる。 これは先週食べた定食です。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※  2020/11/1(日)神奈川県民ホール 大ホール01.HOPE(軽め)

          ナハトムジーク2020

          劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン

           観ました。本当に素晴らしい映画で、涙が出ずっぱりでした。こんなに泣いたの、生まれたとき以来かな。レイトショーで人少なかったので鼻を啜る音めっちゃ響かせてすみません。でも、それは全員同じだった。涙で視界ぐちゃぐちゃだったのでもう一回観にいくでしょう。  このシリーズの一貫したテーマである人々の想い、────裏腹であったり隠されていたりする────を伝えることの大切さ、そして難しさ。ときには本人でさえわからなかったり悩んだりする「伝えたい本当のこころ」を彼らとの交流を通してす

          劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン

          2020.09.25

           今日は田中さんと勲先生によるデュオ、Permanentsがビルボードライブ東京でライブをやる日で、配信があったので、観ました。ゲストにオリジナル・ラブの田島貴男を迎えた豪華なショーです。 ※※※※   ビルボードライブ東京には行ったことがなく、お洒落な会場なんだろうなとは思っていましたが、配信が始まると想像以上にムーディなその空間に驚きました。いつか実際に行ってみたいです。多分会場に満ちているスモークもいい匂いがするのでしょう。  開演前から度々動画がストップし、若干

          2020.09.25

          センチメンタル

           ジメジメとした梅雨が明け、今度はくらっとするような暑さの日々が始まった。  僕は自動車教習所に向かって歩いていた。サニーデイ・サービスが今年出したアルバムを聴きながら。曽我部恵一の溌剌としたヴォーカルがいつの間にかずいぶんと高くなった空へと突き抜ける。清涼感の溢れるサウンドと煌びやかなメロディーが蒸した空気を吹き飛ばす。「ずっと消えない太陽がある」というフレーズのリフレインが夏の到来を歓迎しているように聞こえる。  それでも僕の心の雲が晴れないのは、しょうがない事だろう

          センチメンタル

          Live in the moment (2019年12月)

          去年の12月に観たライブを、簡潔にまとめました。 カネコアヤノ 赤坂で行われた新譜を提げてのワンマンでは、バンドとしてのパワーと儚さの両面を存分に感じられた。病み上がりなのが却ってアルバムの内省的な空気を再現していたように感じた。 渋谷での折坂悠太との対バンでは声の調子が劇的に良くてびっくりした。伸びに伸びまくる歌声は多分銀河の上まで届いてた。 スピッツ スピッツと武蔵野の森という組み合わせ、なんだかとても相性が良い気がする。字面がまずなんかかわいい。行く前からそん

          Live in the moment (2019年12月)