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【自分史ノススメ】アラフィフになったから

私自身、自分の人生を振り返って想いを馳せるようになったのは、50歳になってからです。

娘たちが学生になり、親として支えるフェーズが一段落したなあと思ったのと、40代後半に病を得て入院・手術となり、「今を生きる」ことについて深く考えるようになったことからです。

それまでは自分が生まれ育った環境が受け入れられず、周囲に話すこともなく、むしろ「子供時代は普通の新興住宅地で暮らしたかったな?」と思っていたり。
都心から田舎に嫁いで、なかなか環境になじめず「もしこの土地に来てなかったらどんな人生送っていたんやろな??」と思っていたり。
今振り返ると結構後ろ向き思考だったと思います。

しかし、パソコンスキルを身につけてパソコンインストラクターとして10年働き、その間にキャリアカウンセラーの資格を取得し、仕事から活動まで学んだ事を活かせる環境に身を置けるのが「ホンマにありがたいなあ」と感じるようになりました。

一定の年月を経て、心の底から生きることへの感謝の気持ちがあふれ出るようになったのでしょう。

その感謝の気持ちが、自分のルーツを辿らせているのだと思います。
ご先祖様が生きてきて命のバトンをつないだから今の私がある。
私から娘たちへ。また甥や姪たちへとバトンがつながっていくのでしょう。

そんな事を考えられる50代を生きるのが素敵だと感じる今日この頃です。

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