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「うまいことやれ」ってことだな!

こんにちは!在宅勤務2日目。これぐらい余裕のある方が教師はいいんじゃないかと思っているやうたです。

さて、昨日の記事でも書きましたが、僕は生徒に「うまいことしなさい」っていうことが多いと述べました。その理由は、全部を完璧にしようとしたらいろんなしがらみの中で、1番大切なことを見過ごしてしまうからです。

例えば、いま学校は大量の課題を生徒に課しています。教職員は子どもたちがすることがないもんだと思っていますから、いっぱい課題を出します。それに教師はとりあえず生徒にやらせたという感覚を持ちたいんです。言い訳できますし、安心できますからね。僕もすごいわかります。でも、彼らの主体性を奪っているんですよね。先日の面談でも言われました。「課題が多すぎて、自分の勉強ができない」と。

だから言います。

「うまいことやりなさい。そして、自分にとって1番大切だと思うことに努力と時間を費やしなさい。」

それは教職員も同じです。「全員に毎日電話しなさい」とかね(笑)でも、ことの本質は理解できるんですよ。在宅勤務してみてわかりましたが、一日中1人で仕事って頭おかしくなってきます。それが、2ヶ月も続いている生徒はどうなんだろうって思います。だから、「つながり」を持つという点が本質だと思います。

この指示でよくないのは「電話」という方法にこだわっている部分ですよね。学校の回線3つしかないのに、800人に電話できるわけないでしょ。だから、「ものごとの本質は〇〇だ。方法は任せる」って言ってくれないかなと思っていました。するとついに文部科学省が言ってくれたんですよ!!

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https://www.mext.go.jp/content/20200421-mxt_kouhou01-000004520_6.pdf

「ウ.ICTの最大限の活用」のところで、要約すると「平常時における一律の各種ICT活用ルールにとらわれることなく、まずはICT環境の積極的な活用に向け、あらゆる工夫をすること」

きましたね。こう言ってくれると、僕たちは楽です。Zoomを活用した個別指導も個人面談もバーチャルホームルームもありです。とりあえず、今日から希望者には個別指導を始めていこうと思っています。

何をどうすればいいなんてありません。「イノベーションのジレンマ」で述べられていますが、ニーズはどこにあるかわからないんです。ただ、ICTを活用した学びは間違いなく破壊的技術です。だから、日々試行錯誤を重ねます。

子どもたちのために、今できることをやっていきます!!

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