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いい我慢とわるい我慢の違い【いい子に育てると犯罪者になります】

みなさん、「我慢」ってしたことありますよね。ていうか、毎日我慢してるよっていう人の方が多いかなと思います。僕もいろいろなことを日々我慢している気がします。部活動のこととか、仕事のこととか、人間関係のこととか。本当にいろいろと。この頃ストレスめっちゃ溜まるんですよね〜。

で、この「溜め込む」こそが「わるい我慢」なんです。「いい子に育てると犯罪者になります」という、なかなか刺激的なタイトルの本を読むと書いてました。なぜ、いい子なのに犯罪者になるかというと、それは「溜め込む」つまり自分を押し殺して「抑圧」しているからです。

日本だけなのかはわかりませんが、一般的な価値観として「我慢は美徳だ」という考えを少なからずほとんどの人が持っていると思います。学校でも、人知れずコツコツと努力することやどれだけしんどくても泣き言を言わずに最後までやり遂げることが求められがちだと思います。

これは、筆者の岡本さんから言わせると非常に危険。その抑圧した思いは必ず表面化します。それが自分に向けば、うつや最悪の場合自殺に至ります。それが他者に向けば、暴力や暴言、窃盗などの犯罪から殺人に至ります。

じゃあ、どうしたらいいのか。「いい我慢」に変換すればいいのです。「いい我慢」とは何か。本文をそのまま引用します。

「いい我慢」ができるには条件があります。自分の「しんどさ」を解放することです。具体的には、人に甘えて、人に頼って、弱い自分を人に見せられて、しんどさを吐き出し、自分が弱い人間であることを認めるのです。そして「ありのままの自分」を受け入れるのです。

間違った育児、間違った教育なのかなと思ってしまいます。必要なのは受け入れることと受け止めてもらうこと。これができていれば、「いい我慢」が連鎖していくかなと思います。


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