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「個別最適化」と「つながり」を両立させる【Society5.0に向けた進路指導】

こんにちは、今日は友達とモーニングを食べにいって、買い物をして、読書をしてと有意義な1日を過ごしました。

さて、今日読んだ本から思ったことをさっそく書いていこうと思います。

今日読んだ本はなんと僕が高校生だった時に授業をしてくれた先生が書いた本で、未だに交流があるので、ほとんどわかっているつもりの内容だと思っていたんですが、広域通信制のことや海外進学については知らないことが多かったので面白かったですね〜。やっぱりすごいなあ〜。お世辞抜きで尊敬します!!

1番面白かったのは、最後に書かれていた今後の教育がどうなっていくかというところでした。

簡単にいうと、広域通信制は多様な学びを提供することによる「個別最適化」された教育に強みがあります。公立高校は生かし切れていないのですが、実は地域の「つながり」を生かした教育に強みがあります。

そういえば、苫野一徳さんも、学校を変えていくには「個別化」と「緩やかな共同」(と「学びのプロジェクト化」)が大事だと述べていたので、この2つの概念はこれからの教育のキーワードなんでしょうね。

この「個別最適化」された教育と「つながり」を持てる教育を両立させていくことがこれから求められる教育であり、広域通信制と公立高校のどちらがそれを早く両立させるかが気になりますが、たぶん先に対応するのは広域通信制だと思います。でも、公立高校が変化する時に必要となる人材になりたいので、ビジョンを持って、すぐにでも対応できる柔軟さと時代の流れを掴んでおかないとですね。

ま、教育の変遷はわかるけど、じゃあ教師の仕事ってどうなっていくの?というところが気になると思います。

教師はもはや板書一斉講義型で教えることはなくなります。これは以前から僕の記事でも紹介していますが、3つ理由があります。①一斉講義は中の下に合わせた授業をするため、上位層は暇を持て余し、下位層は置いていかれます。②用意された教材はプロが作成し、プロが授業します。③巻き戻して何度も見ることができます。以上の点から、普通の教師は、オンライン授業には敵いません。

では、何を目指せばいいのか?それは「生徒のやる気を引き出せる教員」です。目の前の子どもの10割のやる気を引き出せるファシリテート能力があればいけます。『学び合い」です。その効果は3年間取り組んでみて、実感しています。本当に10割の子が前向きに、助け合いながら、手を取り合いながら、努力します。

僕も前向きに、助け合いながら、手を取り合いながら、誰も見捨てることなくシフトチェンジしていきたいなあ。


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