見出し画像

考えて行動って大人でも難しい

「期末テスト延期や部活動も中止」報告 感染生徒通う中学校で保護者説明会 金沢

上記のニュースの内容について、金沢市のとある中学校では、コロナウィルスの対応として、ある期間の休校を決めた。思い切りのいい対応策をとったなーと思ったのだが、その内容をみると「???」が浮かんだ。

まず、期末テストが延期され、部活動も中止なのは、学校が休校なのだからそりゃそうだろう。しかし、テスト前ということを加味してか、「休日の補習」を行うと言う。さらに、説明会を学校で開いたことも驚きだが、その説明会に240人もの保護者が来たということも記事になっている。

今回、学校を休校にした意図は、「コロナウィルスの感染予防」だ。それなのに…
おそらく説明会を行うために、何人もの人が関わり、準備をしただろう。その中の誰も、それらの対応について、疑問を呈さなかったのだろうか。

よく、大人は子どもに「考えて行動しろ!」というが、不測の事態が生じたとき、大人でもできていない。それは、何故か?やはり、思考停止の教育を戦後続けてきたツケが回ってきたのではないだろうか。先行きの見えない現代社会こそ、本当の「考えて動ける」人材を育てないと、日本は立ち行かなくなりそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?