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ニュータイプの必要性

こんにちは。やうたです。

今日は毎日聴いているキンコン西野さんの「Voicy 」で、いいお話があったので、そのことについて書こうと思います。「僕らは今、何を問われているのか?」というお題でした。

「ニュータイプ」と「オールドタイプ」の人の違いについて、言及された回で、簡単に言うと下記のとおりです。

ニュータイプ…共有する人
オールドタイプ…所有する人

例えば、本を読んで知識を自分の頭の中に貯めていきたい人は「オールドタイプ」であり、ほかの人を頼って知識を貸し借りできる人は「ニュータイプ」です。

西野さんは、どちらが正しいというのはありませんが、どちらのタイプとなることが必要とされるかについては、「ニュータイプ」だと言います。今回のコロナの件でそう思ったと。

コロナ騒動の中で、トイレットペーパーを買い占めたりする人いましたよね。ま、うちの妹もそのタイプなんですけど(笑)そんな人は「オールドタイプ」で、人を頼るとか考えないんですよね。人っていうのは不特定多数の人も含みます。家族だけじゃなく。

「オールドタイプ」の人が、「ニュータイプ」の人と根本的に違うのは「人と繋がることができない」「人を信頼することができない」ということです。そうすると助け合うことができなくて、自分の身は自分で守らなければならなくなります。

でも、今大事なのは、「僕たちは助け合うことができる」という感覚です。

僕は、学校教育では「リアルなつながり」を大事にしていく方がいいと言っていますが、なんとなく府に落ちた気がします。僕が実践している授業は『学び合い』です。『学び合い』は、「1人も見捨てないことは得だ」ということを語ります。

『学び合い』は、「共有」の概念を有しているとも言えます。自分が知らないこと、自分で解決できないことはほかの人に聞くのが1番いいとも語ります。

教師は1人で問題に取り組むことを推奨するけど、もしスマホに不具合があったら自分で解決しようとするかっていう話です。ほとんどの人は詳しい人に聞くと思います。学校の集団作りもそうある方がいいなと思っています。

今回のコロナ騒動で求められていることはまさしくこういう「1人も見捨てないことは得だ」「繋がることが価値なんだ」っていう感覚ですよね。みんなが、他者を信じて、助け合えると思っていたら、買い占めなんてないはずだし、無理して店を開かなくてもいいはずなんです。もっと早くにコロナが終息して、もっと多くの人が助かるはずなんです。

西野さんの話を聴いて、僕が実現しようとしている世界は絶対的なものではないけど、間違ってはいないのかなと思うことができました。

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