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リーダーの責務とは【非営利組織の経営 2】

こんにちは。やうたです。今日から在宅勤務が始まりました。ひたすらにオンラインで、生徒たちに「つながり」を作るにはどうしたらいいだろうと考え続けています。とりあえず、今日はZoomを使って、オンラインホームルームをしてみようと思います。何人あつまってくるかな(笑)

今後の展開については、また後日記事にしようと思います。

さて、今日は昨日に引き続き「非営利組織の経営」のリーダー論について、思ったことを書いていきます。(下記は昨日の記事です。よかったら見てください)

組織のリーダーにとって最も重要な責務は、危機の到来を予知することである。回避するためではなくとも、備えるためである。

コロナの危機を予知していたリーダーは日本にどれだけいるんだろうか。中国で初めてコロナが発生した時に、今の状況になることを考えて、備えていたリーダーはどれだけいるんだろうか。たしかに刻々と状況は変化しているから、完璧な対策、対応は無理だったろう。でも、文科省の対応は後手後手すぎやしないだろうか。昨日こんなお知らせを見た。

どうしようもないのはわかるんですけど、退職された先生方にお願いするのはどうなんだろう。コロナは2年以上影響を及ぼすって言われてることから考えると、オフラインの授業は細切れにされるのは目に見えているし、そもそもいつ始まるかさえもわからない。そんな中で重要視されるのはオンラインを通じたなんらかの手立てだと思うんだけど、闇雲に人員配置をしてどうにかなるのかなあ。まあ何もないよりはましなのだろうけど。

何を頼ればいいのだろう。ドラッカーはいう。

リーダーは二つのものに頼らなければならない。まず、組織内の人間の質である。次に、彼らに対する要求である。

うん、大事なことですよね。組織内の人がどういう思考なのか、どういう能力を持っているかを把握しないと始まりませんもんね。それは当たり前でしょう。でも、難しいのはどういう要求をするかです。細かく要求を出したとしても次の日の情勢によっては全く逆もあり得る時代です。特に今は。

僕はクラスの子たちによく言います。「うまいことしなさい。」と。

今の状況では、たぶんメンツを保つために、教育委員会は校長先生に、校長先生は教職員に、教職員は子供に無理なことを課してしまいがちです。例えば、全員に毎日電話しなさい、とか。とてつもない量の課題を一人でやっておきなさい、とか。

真面目にやろうとしたら、無理です。だから、「うまいこと」やることが大事なんです。今出されている宿題は大体答えもついています。うつしてもばれません。その子がその課題を必要としているならば、真面目に取り組むでしょう。でも、そうで無ければ、というか大体は違うところにニーズを持っているはずなんです。

だから、僕は「うまいことやりなさい。そして、自分にとって1番大切だと思うことに努力と時間を費やしなさい。」と言っています。

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