見出し画像

「考える」ってどうやるの?という人のための考え方

考え方がわからない状況の人に「考えなさい」と言っても、考えられないですよね・・・。「考える」の構造がある程度わかっていれば、最初に何をすればいいかわかります。「考える」の入り口について紹介します。

「そんなふうに考えたことありませんでした・・・」

会話している相手から、時々言われるセリフです。

そんなに特殊なことを話しているわけではないので、私が特別な思考の持ち主であるとは言えません。

強いて言えば、「考える」のを積極的に行っています。

それには理由があって、その一部はこちらに綴っています。

「考える」と「悩む」は似ているようで違います。

「悩む」と「思考停止」は、ほぼ同じでしょう。

「考える」は積極的にこの世と、自分とに向き合っているのだとしたら、「悩む」はその場でただうずくまっているだけ、みたいに分けられます。

私が社会人1年生の時に、仕事で悩みがあり恩師の元を訪ねました。

恩師は、

「悩む暇があったら考えろ、行動しろ」

と、私を一蹴しました。

これ、私が病んでいる状態だったら、最悪の結末を迎えてもおかしくないですよね(笑

恩師は、私がそうならないのを見越して言葉をかけてくれたのでしょうけど・・・

ともかく、その時に「悩んでいても進まない、考えて行動することで変化していく」と学びました。

そのこともあって、積極的に「考える」ようになりました。

ただ、「考えなさい」と言われて、

“そうか、考えるぞー”

となる人は、珍しいのではないでしょうかね。

考えるの入り口にあるのは「何か結論を出す必要」ではないでしょうか?

結論を出さなくていいものは「考える」対象になりにくいですね。。。

結論の必要性に迫られ「考える」がスタートしたとして、一番最初に行うのは「問いを立てる」ことです。

独り言レベルで、一体何が言いたいのかわからない文章ですが、「問いを立てる」重要性についてメモしたのだと思います。

「問いを立てる」つまり「物事を疑う(疑問を持つ)」ことが「考える」の入り口なのです。

テストなどの「問題」を自分で作り、「模範回答」を自分で作る感覚でしょうかね。

問いを立てることができれば、その問いを解決するための情報収集が始まり、その情報を使って解決に導くための構造を探し、何かしらの形でアウトプットして精度を高めていく過程を辿ります。

「考える」は概ね、そういう構造になっていると思います。

他者から「そんなふうに考えたことない」と言われることが多いですが、私としても他者が「そんなふうに考えるとは思わなかった」という経験をします。

つまり、私と違う問いを立てているだけなのです。

その問いをどうしようとしているかが、その人の人生の向き合い方みたいなもので、「どんな問いを立てて、どんなふうに解決しようとしているか」を聞くことで、私の思考の構造も変化していきます。

仕事上、健康とか体の仕組みについて学んできたことが多いので、ボディケアのセッションに乗せて、体の解説をする機会が多いです。

考え方次第で、薬にも毒にもなる情報が溢れています。

その都度、情報に振り回されるのではなくて「考え方」さえわかっていれば「その時の最適解」に近づけます。

だから私は、「考える」のを続けていますし「考える」人がたくさん増えて欲しいと思っています。

情報に振り回されているのは「考える」のと、ちょっと違うのですよね。

記事を読んでいただいて、共感していただけたらサポートをしてくださると嬉しいです。あなたからのサポートを、他の誰かに届けられるよう頑張ります。