見出し画像

学習効率を高める学習メモ

おうち学習を計画的に進めるために、学習メモは最適。微調整をくり返して学習効率が高い計画表ができる。

休校中、気づいたらダラダラ…いつのまにか時間が過ぎていく。勉強に若干?いや、かなりの遅れが見られる息子さん。宿題すらやる気なし。適正量を見極めて、無理なく効果が高いやり方を求めて、学習メモを開始。

学習メモが意外と使える

学習メモは、勉強のToDoリスト。その日やることを書くだけ。

学習メモに書くこと
・日付
・内容
・範囲

ポイントは、とにかく具体的に!○ページから○ページまで、プリント3枚、など。この後の微調整がしやすくなるので、ここはサボらない方がいい。

長期休みになると、よく「学習計画」を立てたりする。私も計画を立てるけど、守れたことは一度もない。そんな私でも、「学習メモ」は続けられた。メモ用紙にささっと書くだけでいいので、5分で終わるし、気楽だから。

1週目は現状把握、2週目は微調整、3週目で完成

学習メモを毎日書くのはめんどくさい。だから、学習メモを学習計画を作るための下準備にしちゃえばいい。学習計画を立てるには、2週間はかかると本に書かれていた。本の通り2週間、学習メモを続けてみた。

1週目は現状把握。国語のプリントはさくさく進む、書き取りはやる気なし、算数プリントは解くことができない、など、子どもの学力がよく分かった。情報収集期間という感じ。

2週目は微調整。ここが大事!だと、やってみて気がついた。とりあえず勉強しろ!では勉強しない。微調整をくり返したら、少しずつ嫌がらずに勉強してくれるようになった。今まで計画倒れだった原因はこれだったのか!

○と▲で微調整の3ポイント

勉強が終わったら、学習メモに、○と▲を書き足していく。その時のポイントは3つ。

1 予定よりたくさんできたか?
2 楽しんで取り組んでいたか?
2 タイムパフォーマンスは良いか?

Yesなら○、Noなら▲。○はこのまま続けても良い勉強、▲は見直しが必要な勉強。特に低学年には、「楽しんで取り組んでいたか」は大事な気がする。勉強のモチベーションが上がらないと、どうにもこうにもならないから。

そして、これを翌日の学習メモ作りの参考にする。○はそのまま、▲は減らす。例えば、算数プリントが予定より進まなかったし、嫌々解いていたから、翌日は量を減らす。作文は楽しんで取り組んでいたから継続、など。

○と▲のチェックをくり返すと、傾向と対策が見えてくる。算数プリントは難しそう、プリントを解く前に授業動画を見たら分かりやすいかな?、オンライン学習は時間がかかるわりに効果が見えづらいからやめよう、など。

3週目の我が家の学習計画

2週間の学習メモ作りと微調整をくり返して、3週目の今、やっと、学習の適正量が見えてきました。我が家の場合はこんな感じ。

国語…漢字、作文、音読
算数…計算、動画でおさらい、宿題プリント

それぞれ30分。まだまだ足りないところもあるけれど、子どもの集中力ではこれが限界。親がよくばってあれこれやらせても、やる気がなければ意味がないので。そのあたりは、今後も様子を見ながら微調整を続けてみます。

学習メモの微調整が学習効率を高める

いきなり学習計画を立てると、続けられない…でも、その日の勉強を書きだす学習メモなら続けられる。学習メモを続けて、現状把握と微調整をくり返すと、その子にとって必要な学習に焦点を当てた学習効率の好い計画が立てられる。学習メモの効果、あなどるなかれ。

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?