自分の身体の状態を把握する

うちのホームスクールでは

Ｒ君が自分の身体の状態を自分で認知して対応出来る様にする。

という事に重きを置いている。

良い意味でも大変な意味でも少数派なので学校で教わるみたいに皆と同じ事をやってれば其れでオーケーって訳でもないんだよね。

学び方も人と違うから其の辺りは認知の仕方や性格に合った幾つかのアプローチをする。其の中から選ぶのはＲ君。筋道さえ通っていれば自分で提案する事も出来る。

例えば自分の身体の事を把握するのにちょうど主治医の所に行く予定があったので身体が辛くて困ってる事を書き出して貰った。

●暑さ　　●眠さ　　●気圧
●疲れ　　●空腹　　●多動

厳密に言うと　●湿気　もあるんだけど取り敢えず此れを持って病院に行って主治医と話して来た。

自分が何処がどうゆう時に苦しくなるのかは論理で理解してればある程度は対応出来る。ただ其れもあまりに辛いならお薬で治まるなら試してみても良いよねって事で今回はありますかって聞きに行ったんだ。

お試しで、みたいな気持ちで行ったのに貰って来た気圧で辛い時に効く漢方の五苓散を飲んでみて別人みたいになったＲ君。

今迄遣りたくても出来なかった事が色々出来る様になり、ついでに体質が似てたのか夫も飲み始め夫まで別人みたいに変わってしまったw

Ｒ君は五苓散で気圧は大分楽になったらしいけど他の辛い事は引き続き暑い時は早めに身体冷やすとかお腹空いたら早めに食べるとか食べ物持ち歩くとか寝不足にならない様にするとか何年もかけてサポートして来たけど最近ようやく自分である程度の対応が出来る様になって来た。

何が言いたいかっていうと、学校では喉乾いたり頭が熱くても飲み物やエアコンは禁止されたしお腹が空いても我慢をしなければならなかったし学校行きながら寝不足にならない様にするには他に何一つ好きな事出来なかったし、という様に人生において自分の身体の事を理解して対応するって本当に大事な事だと思うんだけど其れを尽く禁止にされてしまうから其の辺りを何も学べない場所だったんだよねＲ君には。

本来ならそうゆう生活面を一人ひとりが学べる様なシステムであるべきなんだけどまだまだ時間がかかるんだろうか。

〜最初の写真は今日の収穫〜

畑で収穫なんかする時も外は気温も暑く湿度が高いので体調に気を付けながら２人で無理せずにやる。

『今日は身体が辛いからＲは収穫の籠を渡したり運ぶ係で収穫自体はゆうちゃんに任せちゃってもいいかな』

って言えたＲ君が偉かったと思う❤