「"絵"を描こう」
「絵が描けていいねぇ」
そう言われるたび、「?」だった。
一言で返すなら「いや、描けよ」だった(笑)
やってもいないのに、できないなんて言うな(笑)
それをやり始めてすぐに頭角を現す人はどこにでもいるが、積み重ねがあることが大半だと思う。
「〇〇ができていいねぇ」と言うのはあまりに軽率だ。
それを口に出す前に、その人の後ろにどのくらいのバックボーンがあるのかを知っておくか、想像しておくほうが齟齬が生まれないと思う。
とくに、それでお金をいただいている人に対しては。
そして「〇〇ができていいねぇ」と言いたいのであれば「わたし、その分野にステータスふってないんだよね」が正しいと思う。
わたしがいままで描いてきた枚数、時間分絵を描いてもなお、同じように描けないのであれば「描けないんだよね」が成立する。
それをやらずして「できないんだよね」はただの怠惰だ。
そして、絵を描くことは誰にでもできる。
誰かと比較することさえしなければ、筆をとり、色をのせればそれが絵なのだ。
何度でも言う。
「やってもいないのに、できないなんて言うな」
というわけで、来週の日曜日に、水流苑まちさんとこんなイベントを開きます。
話は冒頭に戻る。
先日、えせ京都生活最終日に、奈良でまちさんに会ったときに、そんな話になったのだ。
そのときはそのまま共同画を描いて終わったのだが(その話はまた後日)、東京に戻ってきてから、まちさんから連絡が入った。
「パートナーとイベントやる前の時間も場所を借りられることになったんだけど、『絵を描けない』層向けに、二人でアートで遊ぶイベント開いてみませんか!?」
「やる!!!」(即答)
そんなこんなで、話がとんとん拍子にすすみ、今に至る。
わたしは上記のような怒りをもってますが(笑)、まちさんはもっと気軽なスタンスなので大丈夫ですww
わたしも「描けやゴルァ!」みたいな感じではなく(笑)、「描きたいなら描こうぜ?」っていう気持ちでございますので怖がらずにお越しください(笑)。
誰かと比べて「描けない」なんてつまらないこと言うな。
描きたいなら、描け!
わたしが「できる」イベントをやろうとしている横で、
まちさんが「おもしろい!」イベントになるアイディアを、からくりを、たくさん仕込んでくれました。
ただ絵を描くだけではない、
ただ一緒に絵を描くだけではない。
化学反応がたくさん起こる場です。
一週間後という日付ですが、カフェに来るように、友人の家に遊びに行くように、ふらっと遊びに来てください。
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