おすすめnote詩「ひっそりと」

おそらく現実にあった話、それか現実にあった話をもとに書かれた詩なのかな、とイメージしました。

「てしっ」「ふそっ」の音が見慣れない平仮名の組み合わせになっているのが面白い。音をどのように聴いているのか、あるいは、音はどのように聴かれてるのか。自分たちにはそれを平仮名の組み合わせで表す自由があるのを思いだしました。

また、それぞれの音の前の言葉に「キーボード」があるせいかローマ字入力を連想する。その流れで、キーボードを打つから音がするのか、キーボードにその言葉を打ち込んだからその音がするのか、妙な逆転現象を感じる。

文章と文章の間って、場合によっては繋がっていないこともきっとある。繋がっていたはずなのに、繋がっていない。その隙間とか、すぱっと切り落した空間に表現したいことがきっといる。たぶん「ひっそり」と。

夢は詩のコンテストを主催することです。サポート頂けましたら運営資金に使用させて頂きます。優勝者の詩は例えば新聞広告の全面で発表する、などを夢見てます。ですが当面はインタビュー時のコーヒー代。謝礼等に使用させて頂きます。