芝生の代わりにハマスゲを増やす実験
勤務校は改築時、校庭の一角に芝生を植栽していました。
しかし、多くの児童が踏みつけ遊ぶことで、土が固くなり多くが枯れてしまいました。
芝生に代わるクラピアという地被植物も植えてありますが、こちらも踏みつけに強いと言われているものの、何百人も毎日走り回るとなると、やはり持ちません。
だいたい、ゴルフ場みたいに人があまり歩かない場所ならまだしも、毎日何百人が走り回る学校の校庭に芝生はナンセンスです。
一定期間、立ち入りを禁止するとか、子どもたちの遊びや行動、そして授業に制限をかけなければ、上手には育てられないというのが実感です。
児童生徒が少なく、めちゃくちゃ広い校庭であれば別ですが。
なので現在、芝生の代わりに雑草のハマスゲを移植して育てる実験をしています。
芝生のように3センチ程度で芝刈り機で刈り込みを行い育てています。
かなり強い雑草なので、踏まれたくらいでは枯れません。
見た目は、草の名前を知らなければ、芝生と思う人もいると思います。
繁殖力も強いので一株を植えると、見る見るうちに増えていきます。
鼠算式に増えるイメージです。
じきにハマスゲで緑を補う感じになると想像してます。
将来の問題はあまりに強すぎて他の植物に影響がでなければ良いけれど…
と、いうこと。
アレロパシーの強い植物なので、他の植物を駆逐していく可能性ほ否定できません。
しばらく様子を見ながら、観察していこうと思っています。