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涙が溢れた!

久々に、

ホントに久々に、

涙が溢れたっつー話。



どうしたのよって話なんだけど、

私には別れて約10年になる元カレがいて

今更、

素直に恋しくなって。笑


なんつーか、

彼と付き合っていた頃から

私は彼が大好きで

これまでのどんな親友や元カレよりも

私の一部だった。

フィット感というか、

あるがままの私でいれる

変に気を使わずに

唯一、疲れない他人だった。


なんというか、

どれほど近い親友よりも、

隙間がないというか。


自分自身と同じくらい私には必要な存在だった。


それは、

彼が何をしてくれるとか

彼が私を想ってくれてるとか、考えてくれてるとか

そんな後天的なものじゃなくて

先天的な何か。


出会った瞬間から私は彼を好きになってく自分がわかった。


私たちは約8年付き合っていた。

そして、割と

キッパリ別れた。


もう思い出話もやめようね

って、

共同でやってた貯金の話をして。


手離してはダメだとわかっていたけど

手離したくはなかったけど

いよいよ無理だった。

互いに変換期だったと思う。


ステージアップしなきゃいけなかった。

それは、

完全に運命だったと思う。


8年もあれば色々あったし

成長してるつもりでいたけど

人間として未熟なままだった。


その未熟さで互いに傷付いてた。

別れる以外の選択肢が見つからなかったんだ。




別れて何年かして

彼が結婚したことを知った。

子供が出来たことも知った。

その時の感情はもう覚えていない。



私はまだ誰ともいられないまま。

パートナーとして誰かを受け入れるということが

私にはどうしたって出来なかった。


そして気付けば10年。


彼は真っ直ぐな人で

二言を絶対に言わない人。

後ろを振り返らない人。

彼のそういうところも私は大好きだった。


だからきっと

彼にとって私は

もう赤の他人。


悲しいけれど

そういうところも大好きなところ。


きっと、

それでも彼にとって私は大切な人だと思う。


そういう人だから。



だけど、

私はもう2周も3周もして

またこうして

やっぱり彼が好きだ…

と諦めのように思う。


もちろん、

恋はした。

彼と付き合っていたって

他の人に恋もした。


だけど、

彼ほどに愛せた人はいない。


燃え盛る炎みたいな恋なら

いつだって出来る。


ドラマだって楽しめる。


触れられることだって。

抱かれることだって。


だけど

この人と生きていきたい。

そんな気持ちにはなかなかなれない。


やっぱり私の全てが求めてるのは

彼だけなんだ。

私の全てが待ってるのは

彼なんだ。


心が

身体が

意識が。


触りたいのも

触って欲しいのも

聞きたい声も

名前を呼ぶのも

ラーメンを一緒にすするのも

映画館で泣けるのも

抱き枕も

泣く私を抱き締めるのも

笑う私を笑って眺めてるのも

一緒に踊るのも

街で手を繋ぐのも。



私を一瞬で

私の欲望のままにしちゃうのは、

彼だけなんだよな。



手を繋ぎたいと思った瞬間には

躊躇わずにその手を取れた。

ハグもキスも。



別れた事で

互いの人生は進んでいった。

別れた事は

必要な事だった。


彼のいない毎日をそれでも

これからはそういう人生なんだ!

って何度も言い聞かせた。

だから、

彼に会いたいとか

彼が今も好きだとか

あー、ダメダメ!

ってやってきた。


今更会って

何が変わるのって

また会えなくなるなんて辛すぎるって

だから会わない方がラクだって

思うけど…

会って何がしたいかなんて全くわからない。

あの日と変わらないことを言うだけなんだ。

多分、名前を呼ぶくらいしかできなくて

大好きだよー!しか言えないんだ。


彼のいる生活が欲しいなんて

もう二度と言えない。


こんなに忘れない恋?愛?が

世の中にあるなんて。



清々しいほどに。

素直になった私は彼が大好きだ。笑


これ以上に私に必要なものと

私は出会えるのかな?


もう一度、彼に会いたいな。

やっぱり彼には居て欲しいな。



私がまだ今もこんな事思ってるなんて

今もこんな私でいるなんて

彼は微塵も思ってもないだろうな。


なんかね、

未練なんて言葉では片がつきそうにないよ😅


私が私でいられる場所があればいいな。

素直に笑えて

素直に触れられて

素直に甘えられて

素直に泣けて

素直に怒れて

素直に妬いて。


そんな私を素直に喜んでくれる人。

私を愛してくれる人。


冷めたツラなんかしなくていい

熱くなったフリをしなくていい

嘘偽りのない私でいられる場所。


そんな場所を見つけたい。



なんか、

久々に嘘偽りない私の気持ちに再会した。



ずっとずっと

そんな私を必死に宥めてきたから、

やっと向き合えて、

これがまた新たなスタートになる。


そう思う。

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