【介護士診断】複数現場の介護士を7パターンに分類してみた
こんにちはyoumeiです。
私は今までに複数の介護施設で働いた経験があります。
そんな中で性格や行動に”共通する部分”があることに気づきました。
それを7パターンにしたのが”介護士診断”になります。
職場の上司や先輩の分析や接し方、自身の自己分析や伸ばしたいスキル等の判断基準の1つになれば幸いです。
介護士診断について
現場にいる介護士を7パターンにしました。
各々の特徴をこれから書いていきます。
介護士診断のメリット
自己分析
セルフマネジメント
スキルアップのための判断基準に
各タイプの相関図
全体の業務と得意業務イメージ
介護現場における業務に対して各タイプがどう動くかを図に示しています。
リーダータイプは全体の業務を。
その他のタイプは一般業務でそれぞれ得意分野があります。
各タイプとの関連性(マネジメント可)
各タイプの強み弱みを知ることでセルフマネジメントに役立つ。
1、リーダータイプ
タイプイメージ:指示を出し業務を回す人
イメージカラー:紫
得意業務:各リーダー業務/管理系
【このタイプの特徴】
中心人物
カリスマ
影響力がある
【どんな介護士?】
【表の顔】
・常に業務の全体を見て、他の職員に指示を飛ばすことが多い。
・そのためいつも仕事に追われていることが多い。
・リーダータイプの人がいると安心感がある。
・介護は利用者さんの命を預かる現場であり、重圧や責任が重い。
・リーダータイプがいると、頼り甲斐があり和らぐ。
・管理者はリーダータイプがいると安心して業務を任せられる傾向
【裏の顔】
・リーダータイプが強すぎると威圧的、支配的になる。
(リーダーではなくボスになる)
・他の職員がリーダーの顔色を伺うようになり、仕事がやりにくくなる。
業務を回す重圧からイライラしやすい。
・それが周囲に伝播するとピリピリした雰囲気になりやすい。
・中心人物であることが多く、内省していないと独裁的になることもあるので注意が必要。
・お局予備軍もリーダータイプに多い。
2、サブリーダータイプ
フォローが得意な縁の下の力持ち
イメージカラー:緑(アースカラー)
得意業務:備品管理/雑務など裏方全般/費用の計算なども
【このタイプの特徴】
控えめ/冷静
秘書的/ストッパー/常識人
正確な仕事
他職員のフォロー、サポートが得意
利用者さんが関わる業務は問題ないが、意外とその他の業務が回っていないことが多い。
それに気づきいつの間にか終わらせていると言うのもこのタイプの特徴か。
【どんな介護士?】
【表の顔】
・周囲をよくみていて、仕事のミスのフォローが得意。
・縁の下の力持ちで、業務の漏れがちな部分を埋めることが多い。
・リーダーが不在の時は代理で業務を回す。
【裏の顔】
・主体性がやや低い場合がある。
・ルールや規律に厳しい面がある。
3、交渉人タイプ
タイプイメージ:人間関係の摩擦を和らげる潤滑油
イメージカラー:青
得意業務:コミュニケーション全般/新人教育/催し物の司会
【このタイプの特徴】
気配り上手
損な役回り
人と人を繋ぐ
人的トラブル回避が上手い
マネージメント能力が高い
【どんな介護士?】
【表の顔】
・基本的に聞き上手で好かれやすい
・相手の懐に入るのが上手く、すぐに打ち解ける。
・思考の柔軟性が高く、様々な価値観を持っている人と仲良くなれる。
・トーク力があり催し物の司会をやってもらうと滞りなく進む。
・新人の時にこのタイプから指導を受けると、柔軟性や多くの価値観を得られる。
・この柔軟性や交渉力は今後絶対に役立つ。
【裏の顔】
・介護現場は、業務の負担やストレスで人間関係が拗れやすい。
・そんな人間関係の摩擦防ぐためストレスが溜まりやすい。
・職員同士の衝突で、板挟みに遭うことも。
・損な役回りのことも多い。
・周囲のことを注視しすぎて、自分のことが疎かになりがち。
4、ムードメーカータイプ
タイプイメージ:周囲を明るくするエネルギーの塊
イメージカラー:黄色
得意業務:レク/集団体操/企画
【このタイプの特徴】
エネルギッシュ/活発
周囲を明るくする
周囲の温度が上がる
ポジティブ思考で自分が好き
【どんな介護士?】
【表の顔】
・レク、集団体操などを盛り上げるのが上手い。
・利用者さんを乗せて誘導させるのが上手い。
・いつも笑顔を振り撒く。
・細かいことは気にしない。
【裏の顔】
・デリカシーのないことを言う時も
・無神経なところも
・大雑把な面から地雷を踏むこともある。
・人の話を聞かないこともあり、思い込みの行動が多い。
5、職人タイプ
タイプイメージ:高い技術を持った仕事請負人
イメージカラー:赤
得意業務:おむつ交換/介護技術全般
【このタイプの特徴】
頑固/融通が効かない
ルールに厳しい
仕事はきっちり/妥協しない
ルーティン
仕事熱心/技術の探究者
【どんな介護士?】
【表の顔】
・素晴らしい介護技術を持っている。
・技術習得のための努力に余念がない
・真面目で仕事はきっちりやる。
・おむつ交換などは丁寧で早くて漏れがない。
・周囲から見ると惚れ惚れするくらいの技術を持っている。
【裏の顔】
・こだわりが強すぎて、融通が効かない場合も。
・自分の介助のやり方しか認めないといった頑固な面も。
・新人の立場からすると、教わったものをトレースするレベルでないと文句を言われてしまう。
・他のやり方は認めてもらえない。
・視野が狭くなりがちで、目標などからずれてしまっていても気づかない。
・白黒はっきりしがちで、無意識に利用者さんや周囲にプレッシャーをかけていることも。
・職人タイプが現場のリーダーの場合多い傾向。
6、一般的タイプ
タイプイメージ:伸び代が多い可能性の塊
イメージカラー:白
得意業務:ないが不得意もない
【このタイプの特徴】
新人相当
受動的
基礎
伸び代
【どんな介護士?】
【表の顔】
・良くも悪くも平均的。
・協調性が高く、業務の遂行には欠かせない
・個性が強く目立たないこともあるが、現場の個性を薄める大事な役割
【裏の顔】
・受動的で指示がないと動けない。
・自分で考えて動くと言うのが少ない。
・そのため成長する伸び代はあるものの時間がかかる。
7、天然ちゃんタイプ
タイプイメージ:特定の価値観に囚われない自由人
イメージカラー:ピンク
得意業務:催し物/創作レク
【このタイプの特徴】
独特な感性
業務は苦手orそこそこ
憎めないタイプ
人柄はいい/この人だから許されることも
発明家枠
感情が顔に出やすい
【どんな介護士?】
【表の顔】
・他の人では許されないこともこのタイプだから許されることも。
・笑いをとるのが上手い。天然か計算かはともかく。
・現場に1人いると面白いタイプ。
・創作レクではあっと驚くようなものをやっていた。
※拒否が強く誘導を諦めていた利用者をあっさりと誘導したのをみた時は驚いた。
【裏の顔】
・他人から見ると何を考えているのかわからない。
・このタイプのモデルの1人は”不思議生物”と呼ばれていた。
・天然で抜けており仕事を任せても忘れているか、詰めが甘い事も。
・仕事を適当にやって、あとでしこたま怒られたり痛い目を見ることも。
・悪気はないが周囲をイラッとさせることも。
終わりに
介護士の特徴を7タイプに分類して書いてみました。
ご自身で判断して役立ててみてはいかがでしょうか?
質問などありましたらお気軽にコメントなどでお知らせください。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
ご覧いただきありがとうございます! よろしければ、サポート・投げ銭をしていただけると嬉しいですm(_ _)m いただいたものは、勉強の書籍代や試行錯誤に使う費用や使わせていただきます。