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小さな暮らし

本屋で、立ち読みをしていたら、こんな本が目に入った。58歳からと書いてあるから、そろそろ読まなきゃいけない歳なんだと思って、手に取って、ページをめくってみた。

その中で気になったのが、ぼちぼち片付けはじめて、本当に使うものだけを持っておこうという発想だ。

私くらいから上の年代って、そんな感じで暮らしてこなかったんじゃないのかなと思う。ちょうど、社会人になった頃、世の中は、いわゆるバブルで、物があふれかえってる時代だった。ブランドの服に身を包まないとおしゃれじゃなかったし、かっこよくなかった。だから余計にこういう小さな暮らしに興味がわいた。

小さく暮らすといっても、必要最小限の物以外何もないよって暮らしではない。百均で買ったピッチャーで、部屋にお花を飾ったり、シンプルだけど、おしゃれに暮らすことだ。

そして、意外だけど、インターネットにつながっている暮らしでもある。著者のショコラさんは、ブログを開設されてるし、ヤフオクを使って買い物をされてるらしい。私くらいの年代で、ネットにつながっているのは、めずらしいんじゃないかなと思うけれども、ショコラさんのブログのPVは、かなりのものということだ。

私は、アドレスホッパーに興味・関心がある。彼らは、住まいを持たず、ゲストハウスとかを渡り歩いて生活をする。固定経費がかからない暮らしとのことだ。彼らの暮らしにも、リモートワーク、すなわちインターネットが欠かせない。

仮住まいとまでは言わないが、住まいはシンプルでコンパクト、本当に使う物だけを持つ、インターネットを上手に使う、そこにおしゃれの要素がある。こうして見ると、小さな暮らしって、どこかアドレスホッパーと似てるようにも思う。

もしかすると、そこにあるのは、等身大の自分じゃないか。そんなふうに思えた。着飾らない等身大、だからおしゃれ、そんな暮らしが小さな暮らしなのかなとも思う。

私は今57歳。これからは、着飾っていたものが、自然に減っていく齢だ。そしたら、等身大の自分に自然になれるだろうか、いや、いや、そうなるには、ひと工夫も、ふた工夫の必要なんだろう。

私も、ぼちぼち片付けを始めようか。

と言ってもすぐ忘れてしまい、かみさんに怒られてしまいになるのだろう、たぶん。

今日の投稿で、5日間連投となります。5日間お読みいただいた方がもしおられましたら、拙い文章にお腹立てのことと思いますが、なにとぞお許しください。毎日連投は、5日間でひとまずとさせていただきます。ありがとうございました。

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