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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

初めて「もののけ姫」を見た

こんにちは、枯木憂です

筆者は人生においてジブリというものを一度も見たことがありません。
いや、ありません"でした"。
というもの、先日友人に

ジブリを見たことがない君のためにジブリ鑑賞会をしよう

というありがたいお誘いをいただき、
ついに先日「もののけ姫」を見ることに成功したのです。

見た当日あまりの衝撃で3時間ぐらい反省会をするハメになりました

というわけで感想書いていきます
見たのが先月???だからちょっと記憶がぼんやりしはじめている!
忘れる前にどんどん書いていこー

※「もののけ姫」のネタバレを含みます
↑令和にこの注意書きが必要なのか…?

あと駄文・乱文・長文・箇条書きベースです

いいですか?

はじめますよ

ネタバレを含みますからね!!


はじめに

・アニメーションすげー!!美術すげー!!これが1997年の作品ってマジなのか…????もう風景なんかは絵画の領域に足を突っ込んでいるのではなかろうか

・音楽もメチャクチャいいな…。もののけ姫のメインテーマと同じ旋律が使われているBGMがあってハッとした 音楽よかった

・ここから(主にアシタカへの)罵倒が始まります

アシタカについて

・理想主義者だよなアシタカ…。というか純粋無垢?イノセンスだ
・人間も助けるし動物も助ける。だから動物からは人間の味方だ!!俺達の敵だ!!って言われるし人間からも同じような扱いを受ける
・どちら側にも属さず、「目の前で困っている人がいたら助けたい」という純粋な優しさで行動している?彼はとても優しい人なんだね

地元の村の婚約者のカヤからもらった「小刀」をよく知らぬ小娘に渡した正当な理由を説明せよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

私は怒っています 君は人の心の痛みを知らないのか?

いやカヤに直接伝わるわけじゃないからカヤが傷つくことはないのだけど
なんかそういう問題じゃなくない?魂とか人の心とかないんですか?

こいつ優しい人だなーって思ったけど違うかも サイコ?

あとアシタカ→サンへの好感度ゲージってマジで一瞬でゼロから100に上がった気がするんだけど。川の向こう岸で見たのが初回なら、次に会った時に「生きよ そなたは美しい」ですって〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?!?!?!奥様!!!!!!!!!!!!!!断罪!!!!!!!!!!

あと すべてが終わったあとに「たたら場に住みます たまにサンに会いに山に行くね」ではないが?責任とって山に住みなさいよ
山から人里に通えよ!!!!!!!!!!なんなんだお前はよ
↑これについては人間と動物の住む領域でお互いに気を遣わないようにラインを引いているともとれるのでまあわからなくもないんですが
↑この境地に至るまでかなりの友人→筆者への説得タイムがあった気がする

こいつは処刑しましょう

ifの世界線

ちょっと話を戻すんですが
アシタカはその純粋な優しさから人間と動物の両陣営を助けて、結果的にデイダラボッチは姿を消し、人間の里は壊滅したものの世界破滅まではいかなかった… というエンディングだったと思うんですが

これ、元を正せば、発端は
人間が山を荒らす→イノシシが住処を追われて人里に出てくる→それを人が狩る→恨みでイノシシが祟神になる
という流れだったと思うので(しかも結果的にイノシシ属はめちゃくちゃ滅びる)ほんとーーーーーーーーーーにイノシシがかわいそうだと思った

そして筆者は全員が救われるルートはないか?
アシタカがもし違う行動をしていたら世界はどんな顛末を辿っていたのか?
と、ひとり反省会を始めるのです

アナザーストーリー1:人間の味方をする
→動物の理解を得られない。
デイダラボッチ第1形態を倒して首を持ち帰ったとしても元に戻すという発想が思いつかず、そのまま世界が滅びておしまい。
でっかくなったデイダラボッチに対して、朝日が来れば収まる!とか誰か(ジコ坊だったかな?)が言ってたけど、別にそんな保証ないですからね
一生暴れておしまいよ わかるか?

アナザーストーリー2:動物の味方をする
人間と完全に敵対した場合、おそらく火縄銃でハチの巣にされる。
銃には勝てないのだ。おしまい


というわけで、結果論的にも、人間と動物の両方の味方をしたアシタカの行動は"良かった"と言わざるを得ない

というか、人間陣営が〜とか動物陣営が〜とか、そんなことゴチャゴチャ言ってないで、「困った人がいたら助ける!!」ってそれって素晴らしいことじゃないか。汚れていたのは俺だったんだ。俺が悪かった

でもサンにカヤの小刀渡したことだけは本当に一生納得いってない
マジで人格がブレる 俺ってアシタカのことなんにもわかってなかったんだ

なんかここまで書いて思ったんだけど全員を救おうとしている俺って行動理念がアシタカと似ている可能性ないか?俺はお前だったのかもしれない

はい次!!

エボシ様について

エボシ様ね

ほんと途中まではめちゃくちゃかっけ〜〜〜って思ってたし、里に住む住人たちのためによりよい生活環境を用意するために…ウッウッ ってなってたんですよ

エボシ様がデイダラボッチの討伐に向かっている最中、たたら場の里が別勢力の侍に襲われたシーンがありましたよね???

アシタカが頑張ってその危機をエボシ様に伝えたわけですが
「里は女に銃持たせてっから私行かなくても大丈夫っしょ!」(意訳)

なんで?

いや里の住人のために色々頑張ってたんじゃないんかい…もしこれで帰ってきてたら里が壊滅してたらどうするつもりだったんだ??????
この人ってなんのために頑張ってるの??俺エボシ様のこともよくわかんないよ

ちなみにこれは部下を信用する理想の上司ムーブとも言われているのだとか
なるほど… うーん… そうか そうなのか… えー…

まあ… 信頼の裏返しか そうかも… そうかも…

わかんなくなってきちゃった…

おわりに

アシタカとエボシ様のことについて散々に書きましたがそれ以外のストーリーは面白かったです(見終わった後頭を抱えて3時間反省会するぐらいだから)
アシタカとエボシ様に関しても個人的に人間性に納得がいってないってだけで別に作品を否定したいわけじゃないことはどうか理解してほしい

あとはアニメーション・美術の部分と音楽は本当にすごかった
本当に1997年の作品なのか…?

なんか他にも書かなきゃいけないことがあった気がするけど忘れてしまったわ…

というわけで皆さんも見返してみてはいかがでしょうか
これに限った話ではないが、ある程度大人になってから昔見た作品を見直すと新しい発見があって面白いって言うし、ね

以上!

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