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audiostockの楽曲登録審査についての傾向と対策〜その1 修正パターンについて〜

こんにちは、作曲活動をしておりますyo-jiと申します。

主にバンドでの作曲や女性シンガー、アイドル向けの楽曲提供とインスト楽曲の制作を行なっております。

このコロナ禍でバンド活動は休止している為、制作活動に打ち込んでおります。
とはいえ制作数は例年よりちょっと増えたくらい…のマイペース作曲家であります。。
そんなこんな今年はインスト楽曲の制作をメインに行っていますので、オーディオストックの登録を少しでも増やしていこうと奮闘中です。

皆様ご存知の通りオーディオストックの楽曲登録には審査があり、私の楽曲はどちらかというと審査に引っかかりやすいです。
すんなり通過する方が少ないですね。。
ですので、これからオーディオストックの楽曲登録を考えている方や審査が通らず苦戦している方などに少しでも参考になればと思い書かせていただきます。

まず楽曲審査が通過しない場合、
オーディオストックからこのようなメールが届きます。パターンとしては2つです。
今回の記事では一つ目のパターンを書きます。
あくまで個人的な見解と解釈で、対策を立てた結果ですので参考にならなかった場合はご容赦ください。



それでは一つ目は…

Audiostockをご利用いただきまして、ありがとうございます。
ご登録いただいた以下の音源について審査を実施させていただきましたところ一部調整していただきたい箇所がございましたので、下記内容に沿ってご調整いただき、音源ファイルの再アップロードをお願いします。
_______________
【ご調整いただきたい内容】

というメールです。
ご調整いただきたい内容以下に、
詳しい内容が明記されます。

私が経験した調整内容を抜粋すると…
1.不自然なノイズの混入が見受けられます。意図的に挿入された音でない場合はフェード処理などで調整いただき、再登録をお願いします。

2.冒頭の無音を0.5秒以内に調整して下さい。

3.末尾の無音時間が長いため、5秒以内を目安に調整していただき再登録をお願いいたします。


以上、こんな内容でしょうか。

まず1の不自然なノイズの混入についてですが…
正直、私の耳では判断できない、わからないノイズである場合が多く修正するにもしようがわからない場合が多いです。
ですが、何回か提出、修正を繰り返す中で自身の対策は少し見えてきました。
私はギター、ベースは生演奏で録音しますので、録音の繋ぎ部分やアタック音、スライド音などは予め修正をしておいていますが、再度指摘箇所の確認をします。
意外と微妙にその部分だけ音量が上がっていたりしている時もあり、その際は音量のバランスを修正します。

あと修正内容で多いのが冒頭ノイズです。
これは上記録音ノイズ以外に、打ち込みサウンドで反響や歪みがあるサウンドだと、出音でノイズと判断される印象があります。
その際は打ち込みサウンドの音量調整とフェードイン処理、または音色とエフェクトの掛かり具合の変更を行います。

以上の修正、微修正を繰り返し、なんとか登録に至ったというケースがありました。

続いて2.3の無音時間の修正については
その指摘通り無音部分をカットして再登録すれば良いです。
気をつける点としては最後の伸ばし音をフェード処理する点でしょうか。
不自然に曲が終わっていなければオッケーです。

以上が主な修正後登録が出来るパターンです。


また余談ですが、
ギターとベースを生演奏で録音している楽曲で、ギターのカッティングノイズやスライドノイズに関しては楽曲のイメージもあると思いますが、大丈夫なケースもありました。

その楽曲がこちら
https://audiostock.jp/audio/841767

冒頭のギターリプではカッティング、スライドで微妙にノイズがあります。
エンディングユニゾンではギターのピッキングノイズがあります。
しかし、楽曲としてバンド生演奏楽曲として捉えられたのでしょうか。 
修正なしの1発登録が出来ました。

また、
楽曲の意向でノイズを入れている場合はその点を詳細説明で記載して下さい
という内容のメールが来ることもあるので、意図的なものに関しては補足で補える方法もあるかもしれません。
私は基本的にギター、ベースの音が前に出る楽曲に関しては登録の際に生演奏ですと記載するようにしています。

いかがだったでしょうか。
こちらの記事が少しでも参考になれば幸いです。

次回はもう一つの残酷?パターンについて
書きたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。
yo-ji

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