11/18 本をたくさん持つこと

 みなさん、本は読みますか?ここ、noteで執筆したり、ブログなどをやられている方々は、本を読む割合が高いかと思います。

 本を読むことに関しては、様々に議論がなされてきました。

「読書には意味があるの?」

「どういう風に読めばいいの?」

「速読で、インプット量を爆増させる!」

「頭のいい人はこうやって読んでいる!」

などなど、巷ではたくさんの読書に関するノウハウや読書そのものに関する本が広がっています。僕自身は、ある程度しか本は読みません。というか、読みたいときにしか読みません。

しかし、意識しているのは「たくさん本を持つようにすること。」

『火花』で芥川賞を獲得した、ピースの又吉さんも、アメトークで取り上げられるほどの本好きとして知られ、家の本棚は一室の壁が埋まるほどぎっしり本が並べられています。

又吉さんの例は特殊かもしれませんが、図書館という公共施設のおかげで、少なくとも今は誰でも本を読める時代です。借りれる冊数が限られていても、期間が限られていても、自分の読みたい分野やジャンルの本を比較的安易に読むことができます。

僕は、たくさん本を持つことは非常にメリットがあると感じています。

違う分野の本をたくさん家に置いて見比べて、どれが読みたいか自分に問いかける時も、同じ分野の本を同じように並べて問いかける時も、相対的に見ながら自分の興味関心に合わせた選び方ができるのは、間違いありません。

そこで、今自分が求めている情報の種類や質を客観視することができるでしょう。このことは、ワインや日本酒を飲み比べて「どれが美味しいかな?」と比べていることと、同じです。

ただ、大きく違う点として、「一旦持つべき」という点がフォーカスされているということだと思います。

本は、自分の求めている情報を持っているかどうか、興味を惹くかどうかがぱっと見ではわかりませんよね。でも、不思議と何冊か同時に俯瞰するようにすると、「あ、これが今は読みたい」と思えるようになります。

もしそう思えないなら、違う試みを試すのみです。そもそも自分のインプットが足りすぎている場合は、アウトプットを優先することも大事ですよ。

余談ですが、アウトプットに関してはこの本一冊で事足ります。「何かアウトプットしたいんだけど・・・」と悩んでいる方は、この一冊に様々なやり方が書かれてますので、一読してみてください。

話を戻して、本をたくさん持つことは、極めて読書において重要です。理由としては、先ほど挙げたように

「相対的に、じっくり見比べることができるから」

と、ともに「所有しているから」というのも、理由に含まれると思います。

人間の欲求の中には、所有欲というものがあることは皆さんご存知でしょう。その所有欲が満たされることで、「本を選びたい」欲が湧いてき易いのかなと思います。

人間は、一つの欲が満たされると、次の欲が出てくるものです。新しいスマホやパソコンなどが欲しくなる現象と同じであると思います。

その人間の本質的なところも自分で刺激することによって、読書ライフはより一層素敵なものになりそうです。

それでは。読書の秋を。



エンジニアリングとコーヒーをこよなく愛する新米エンジニア 夢は、「世代を超えて、それぞれの幸せを追求できる社会を創造する」こと エンジニアだけどコーヒーを上手に淹れます。 頂いたサポートは、より良いnoteの記事を生み出すために使っていきます。