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超言葉術〜他者を理解する〜

「心をつかむ 超言葉術」阿部広太郎(ダイヤモンド社)

著者:阿部広太郎(あべ こうたろう)
慶應義塾大学卒業後、電通入社。
入社2年目からコピーライターとして活動を開始。
「今でしょ!」が話題になった東進ハイスクールのCMなどに携わる。

普段当たり前に使っている「言葉」というものを深く考えず使っていたなと気付かせてくれる本でした。

その中で、パッ!と心に響いたところを紹介します。(引用)

▼文字だけが言葉じゃない
2017年に「ダイアログ・イン・サイレンス」というイベントが開催された。
参加者は、音を遮断するヘッドセットを装着。静寂の中で、集中力、観察力、表現力を高め、解放感のある自由を体験していくというイベント。

日本初開催にあたり、阿部さんが広告制作に携わった。まずは、聴覚障害者のアテンドの方たちを募集する広告をつくることに。

総合プロデューサーの志村季世恵さん、ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表の志村真介さん、監修で中途失聴者の松森果林さんと打ち合わせを行う。
打ち合わせは、手話通訳士の方を介して、パソコンをモニターにつなげて、文字を打ちながら、筆談をする。

そこで、阿部さんは「イベントの中では、言葉は使わないってことですもんね」と言う。

松森果林さんが、「阿部さん、手話も言葉ですよ」と言った。阿部さんは、それを聞いて文字で書いたり、口で話したり、それだけが言葉ではないことに気づかされる。

これを読んだ時に、自分も凝り固まった価値観しか持っていなかったなと思わされました。自分の当たり前が誰かの当たり前ではないことに気づきました。

書く、話す、歌うだけが「言葉」ではないということ。手話は、「手の言葉」、目を合わせて、微笑むことも「顔の言葉」であると。

ボディランゲージも直訳したら「体の言葉」、誰かにとっては欠かせない言葉であるというところがスゴく心に響きました。

自分の視点だけではなく、別の角度から見ることができれば、誰かが生きやすく過ごしやすくなるかもしれません。

誰かに優しくするという気持ちになるために、「箱入り息子の恋」という映画をオススメします。出演は夏帆さん、星野源さん、黒木瞳さん等が出演されています。(観た後に吉野家の牛丼が食べたくなります)

▼「心をつかむ 超言葉術」阿部広太郎
https://a.r10.to/hIa9sy (楽天ブックス)

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