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年賀状のあり方

 『忘年会スルー』に続き『年賀状スルー』という言葉。
 今年は親戚や友人を含め30通程の年賀状を1月1日に届く様に投函した。そして元旦に私の手元に届いた年賀状は7通・・・・・・。正直驚いた。
 年末になると恒例行事のように準備する年賀状。忙しい現代社会だからこそ、1年に1度の日本の文化として大切にしたいと思ってる私の考えは古臭いのか・・・・・・。

 『年賀状を書く』といっても、今は豊富なデザインがフリーでネット上にあり、パソコンで作って一言添えるのみ。表書きの住所も登録さえすれば、あとはプリンターが頑張る。だから私は職場の分、家族の分を全て作る。元旦に確実に配達してもらう為に12月15日から25日の間に出すだけ。これは毎年決まっていることなので、12月に入ると自分の予定を確認し準備する。ただこれだけ。ただこれだけのことなのに、なんで出来ない人が大勢いるのか不思議・・・・・・。

 年賀状出す・出さないは個人の自由。「はがき代が高い」「住所を知らない」「面倒くさい」「忙しい」出さない言い分はあるのでしょう。
 
 期日を守り毎年出している私からしたら、『言い訳』にも聞こえる。同僚に関しては3日に届いたり、仕事始めに手渡しされたり。申し訳ないのだけど『要領が悪くて仕事ができない人』とまで思ってしまった。

 『子供の将来の夢・なりたい職業』にはYouTuberなどの動画投稿者が上位にランキングしている時代。ネットでポチっと買物したり、写真の現像を注文したり、携帯電話の機種変更もわざわざショップに行かなくても家で出来る。便利なものは利用している。いや『ギリ』利用できている。ただ、もっと時代が進むとどうなんだろうか・・・・・・。と不安になる。

 「注意すると泣いちゃうし、翌日は仕事にこない。すぐパワハラ扱い。今まではネットの中に答えがあったけど、リアル社会でトラブルが起こると臨機応変に対応することができない。答えをすぐ求めてくる。自分で考える力が乏しい。もう、こっちが泣きたいよ」と後輩のクレーム処理に悩む友人の愚痴を聞いた。「だね」とは言ったものの、何だか怖く感じた。

 変わりゆく時代。変わりゆく世代。それはどんどん加速する。『自分の中の常識』は通用しない。そのうち「口うるさいおばさん」「小難しい人」と陰口を叩かれるのだろうか・・・・・・。

 『古臭い考え方』と言われないように、頑張ってついていかなきゃ生きにくい時代に突入している。

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