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“LEGIT”という屋号、これからの野望

こんにちは、湯浅遼太と申します。ジーンズはリジットが大好きです。

本日は皆様にご報告があります。
これから湯浅遼太は“LEGIT”という屋号のもと活動していきます。

僕にとってLEGITとはなんなのか
そもそもLEGITとはなんなのか
LEGITでどんなことをやっていきたいのか
などについて今日ここに書き留めておきたいと思います。

僕にとってLEGITとは

LEGIT
それは、たった1人から始まる哲学であり、生き方であり、0からの流派であり門戸であると思っています。

僕が生きる中での一つの壮大なプロジェクトとして、ときにはブランドとなり、ときにはメディアとなり、ときには居場所となる。
そんなものをこれからLEGITに関わってくださる全員と作り上げていけたらなぁと思っています。

そもそもLEGITとは

LEGITはアメリカのスラングで「ホンモノ、かっこいい、マジ」などの意味を持ち、「合法の、適法の」という意味のlegitimateを短縮した単語のスラングでの用法です。

読み方はリジット、そして僕が大好きなジーンズはリジットなのです。

ジーンズでいうリジットとは一つの状態のことで、リジットデニムや生デニム、ノンウォッシュなどともいわれます。ここでのリジットのスペルはRIGID=「堅い、厳格な」という意味で、リジットのジーンズは未洗いのためノリがついていて堅い、生まれたてのジーンズのことです。それに対して一度洗ったものをワンウォッシュなどと言います。
未洗いのデニムは固く、縮むので扱いにくいのですが、リジットの状態からジーンズを育て、自分の味を出していくというのが、ジーンズの一つの醍醐味だと思っています。
そんなLEGITとRIGID、僕にとってはただのダジャレで終わらせたくない。そんな言葉でもあります。

LEGITに込めた思い

この一年間、僕はジーンズを中心にモノづくりの現場をたくさん見てきました。
そうして、生産者さんや職人さんと出会う中で、そのモノづくりにかける姿勢や想いに心揺さぶられる瞬間が多々ありました。
ホンモノだな。かっこいいな。まさにLEGITだなって。

ニセモノありきのホンモノではない。
心が揺さぶられ、あらがうことのできない純粋な感情。
そしてそれをなぜホンモノだと感じたのか、その問いのなかにまだ知らない自分がいる気がして。

LEGITには
日本(二ホン)のモノづくりを楽しむ。
素材の風合いや表情の変化を楽しむ。
モノゴトの始まりから、終りが来るその時までの事象にホンモノを感じ、楽しめたらいいなあ。
という思いを込めていきたいです。

LEGITを通して1人1人にホンモノと感じるものがあり、そこに自分らしさや感性が自然と表れてくる。
例えば、僕らが互いのジーンズの色落ちを確かめ合うように。
それぞれのホンモノを大切に育てて、時に共有しあったりして、楽しんでいける。そんな友達の輪がたくさん広がっていけばいいなあって。


LEGITとして生きていく


LEGIT

それは今後の人生を共に歩んでいきたい言葉であり、人生のテーマであります。
そんな中、僕の生み出せる世界観の狭さに絶望し、ホンモノという言葉を背負うということの重圧に押しつぶされそうになる自分もいます。
しかし、僕が出会ってきた、ホンモノを感じさせてくれた人たちは、それぞれにそれぞれの想いを背負って生きていました。そんな人たちの背中は大きくかっこよかった。まさにその姿こそが僕にとってLEGITだったのです。

LEGITという概念が僕の中から飛び出し、いまこうしてみなさんとはじめて共有されました。まだ形、色、姿なにも見えないけれど僕の中の「なにか」がみなさんのもとへ届いている。
そんな不思議な感覚でありながらも、まだ姿なきLEGITをこれから多くの方の力を借りて、一緒になって形作っていけたらなと思うと、今こうしてみなさんと共有できたことが素直に嬉しいです。

上にも述べたようにLEGITという言葉の裏にあるRIGIDという存在のように
まだまだ青く、かたく、ノリがついていて、これから馴染ませていく、
履きこめば穿きこむほど味わい深くなっていく、大好きなリジットデニムのように、
まだまだ青い僕ですが、みなさんの協力を得ながらも
大事に大事にLEGITを育てていきたい。

そしていつしかLEGITが形を成し、磨かれ、鏡のような輝きを持つとき、あなたを照らし、映し出してくれる。
そう、リジットから育て上げたジーンズのように、あなたがここにいるということを証明してくれる。

そんな存在にLEGITを育て、文化、世界となるようにこれから頑張っていきます。

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みなさんどうか、LEGIT含め湯浅遼太をこれからもよろしくお願いします。
読んでくださりありがとうございました。


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