「定点観測」5GbEのオールフラッシュNAS


ASUSTORのオールフラッシュNASであるFlashstorシリーズに二世代目が発表されています


この新製品の記事がnascomparesから出ていました

https://nascompares.com/news/asustor-flashstor-gen-2-revealed-amd-ryzen-ecc-memory-gen4-ssds-dual-10gbe/


スペックを列挙すると

  • モデル名 FS6806T / FS6812X

  • AMD RYZEN V3C14(組み込み用ZEN3)4コア/8スレッド

  • DDR5 MAX32GB

  • 5GbE x2 or 10GbE x2

  • USB4

  • NVMe/SATA 6 or 12 slot

  • TDP15W (10 - 25W)

CPUは前回のINTELのCPUからAMDの組み込み用のCPUに変更されています。4コア8スレッドなのでNAS用としては十分でしょう。

https://www.amd.com/ja/products/embedded/ryzen/ryzen-v3000-series.html

メモリもDDR5が採用されているのでECCも対応しています
NASの場合は地味にこれが嬉しいかもしれません。

ネットワークの通信速度が5GbEのモデルと10GbEのモデルになっています。
チップは公表されていません。
両方とも2個ついているのでリンクアグリゲーションに対応した環境なら二倍の速度まで出せるのだと思います。

実際の消費電力がどの程度かわかりませんが前回のモデルは25-30W程度の消費電力でした。TDPから消費電力はそれほど変わってなさそうに思えます。

ぱっと見た感じ前回モデルからの大きな変更は以下のような感じではないでしょうか

  • CPUが intel から amd へ

  • DDR4 から DDR5 へ

  • USB3.2 から USB4 へ

  • 2.5GbE x2のモデル -> 5GbE x2

  • 10GbE x1のモデル -> 10GbE x2

5GbEは現状専用のスイッチがないので10GbEのスイッチで5GbE接続する形になります。

どちらかというと25GbE環境向けに10GbE x2のスループットが気になります。

販売時期と価格については発表はないです。


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