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【D2Cdot】20年度終了&21年度スタート。

先日で20年度が終了。そして本日から21年度のスタートです。

20年度は新型コロナの影響で良いことも悪いこともいろいろありました。
詳細はD2Cdotの公式『note』に書いたので、こちらはお時間のあるときにご覧いただくとして、いつも通りこの『note』では個人的な雑感を。


公式『note』に書きましたが、D2Cdotとしては前年を大きく上回る業績で着地することができました。広告賞も過去最多の受賞数だったし、社員も30名も増えました。こんな先行き不透明な昨今ではありますが、弊社でいえば年間運用系の案件は大幅に増加して企業としての安定性は逆に増しました。結果だけでみれば大成功だった20年度ではありますが、・・とはいえやはり反省点も多かったです。

当初の計画ではもっと組織を強固にするための改編をいくつか考えていましたが、新型コロナの影響によって全員在宅勤務となり、リモートワークでの仕事の仕方を整備していくことを最優先とした結果、ほぼなにも手付かずの状況になってしまいました。このため、組織としてはこの一年で(目先の対応はできていても)次の成長につなげるための準備をすることができませんでした。

もしかしたらやりようはあったのかもしれませんが、リモート環境に順応しきれないメンバーもいる中で強硬して実行するほどのことではないという判断から早々とあきらめました。結果としてこの一年をしのぐという意味では正解だったと思いますが、計画していたよりも成長スピードが鈍化してしまった現状をみるとあまり喜べない状況ではあります。

また、どの企業でもそうでしょうが、メンバーの動きや成果が見えづらくなってしまったという問題もあります。ここは社内勉強会を頻繁に行ったりすることでリカバリーをしているものの、やはり限界があります。
21年度もまだこの状況が続くということを考えると、この課題をどう解決していくかは次のステップに進むために重要なポイントとなるのでしょう。

リモートワークが進むと『成果主義』の傾向が強くなると言われます。
一見良さそうな『成果主義』ではありますが、度が過ぎると『弱者切り捨て』や『目立たないけど素晴らしい実績をあげている人』『成長過程の人材』を評価しない制度にもなりかねないので、注意が必要だと思っています。この辺も各社の次の課題としてでてくるのでしょうね。
リモート環境における『評価』については評価する側とされる側が新しい視点に立って互いに寄り添いながらやるしかないんだと思います。
※どちらか片方だけの工夫や努力ではどうにもならないので。


激動の20年度を終えてみて振り返って感じるのは、こういうときこそ『信じる道をブレずに進む大切さ』でした。

不測の事態で未経験の環境に置かれ、業績や社内の空気がちょっとでも悪くなったりすると目先のことに捕らわれて易きに流れたり、その場から逃げたくなってしまうものです。周囲の動きが見えづらくなって部屋に閉じこもっていると無駄に妄想が膨らんでさらにこの傾向は強まります。

ありがちなのは、なにかを変えることで危機に対応した気になってしまうこと。状況の変化に危機感を感じて「いまのままじゃいけないんじゃないか」と漠然と思ってしまい、自己満足のために変化させること自体が目的となってしまうというものです。

僕にもそういう気持ちが芽生えたときもありましたが、そういったときに「小手先の工夫で凌がないといけないくらい脆弱な会社やメンバーだったっけ?」「自分たちのやってきたことは不測の事態のときに変えないといけないようなものだったっけ?」と立ち止まり、「いままで通り仲間たちの能力を信じてクライアントの課題解決に真摯に向き合えば乗り切れるはず。自分たちの信じる道をブレずに進もう」と思いなおしました。
結果としてはそれが正解だったようで、ブレない信念ってこういうときに大事なんだなと改めて思った次第です。
※・・とはいえ明らかに間違っている場合に軌道修正は必要です(苦笑)。


21年度は公私ともにけっこうイベントの多い一年になるんじゃないかなって思っています。数年に一度、自分の意思に関係なく、神様に『こっちの道に行きなさい』といわれているような出来事が重なることがあります(苦笑)。ひとつのGoalに向かってまるで準備されていた(誘導されている)ような出来事が重なることが稀にあるんですよね。

いままでもそういう流れがあった際には反抗せずに乗っかるとだいたい成功&成長できているので、今回もその機会があればうまく乗っかって新しい自分を創れると良いなと思います。今年はすでにその前兆がいくつかあるので、なにか動きがあればこの場でもお伝えしたいと思います。

では、今年も引き続きよろしくお願いいたします。

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