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ポメラ日記 2020年5月9日(土) ぐだぐたの日もある

明け方、よんださんがふえぇえと半覚醒するのに、腕に抱き込んで、もう一度寝かせる。
よんださんの背中にぴったりと顔を寄せる体勢になっていて、よんださんの鼓動が聞こえた。よんださんのうすい体の、背中側から鼓動を聞くのは、なんとなく「ぬすみ聴いている」という感じがした。
そばで、あなたの生命を、ぬすみ聴くことができる。
特権だ。

そんなことをしていたら寝坊した。九時近い起床時間だ。
まあ休日なのでよし、ということにする。
朝ご飯を、昨日作ったバナナケーキにしてみたが、ぱんださんは食が進まないようで、ほとんど食べなかった。
天気が微妙ま曇天で、ぱんださんも気だるそうだ。
ピクニックにも行かず、だらだらと過ごした。
日課たるピクニックを中心に、その前のお弁当作り、その後の外遊び、と一日が回るので、それがないとメリハリがつかずだるっとなりがちだ。気をつけたい。

気をつけたいのだが、少しやはりわたしにも自粛疲れがでているな、とは自覚している。
ピクニックのお弁当を作るぞ、というときに少し腰が重いのだ。
日課にはこういう測定効果もあっていい。
ただし、わたしの疲れは自粛とかじゃなくて、リングフィットアドベンチャー疲れという可能性がなくもない。

よんださんは元気。両手をぶんぶん上げ下げしたり、手首をくいっと曲げる動作が可愛いのだが、言語化しづらい。絵本棚から、本を引っ張り出して落とす遊びをやっている。ぱんださんが同じ年ごろのとき、これをやっているのを見て、この子は本が好きになってくれるかしらと心配したことを思い出す。今はただ、かわいいな〜と眺めていられる。2人目特典だ。

ささださんがレモン果汁を買ってきてくれたので、苺プリンを作った。
ぱんださんと、絵本で見て作りたいねぇといっていたあれだ。
ぱんださんと一緒にやることだし、電子レンジでできるように、ゼラチンを使ったやり方にする。
ぱんださんの「早く食べたい」攻撃に負けて、まだゼラチンが固まりきらないうちに食べてしまった。

夕方からお風呂の時間を超すくらいまで、ぱんださんがイレギュラーに寝落ちてしまい、その後お風呂に入れてご飯を食べて、として、ぱんださんは全然寝ないモードに入ってしまった。

寝かしつけの本は
『くらいくらい』
『虫ガール』
『まよなかの できごと』

だったが、その後わたしが疲労でよんださんと寝落ちても、寝室の外で遊んでいた、らしい。多分午前二時くらいまで。
なんでもかんでもルーティンを守らずとも良いとは思うが、やはり生活のリズムが崩れると、それなりに悪影響がある。

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